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2024.01.12

知財ニュース

イトーキと武蔵野大、学生の非認知能力をNFTで証明する学習成果証明書を共同発行─就職活動にも有効

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株式会社イトーキは、2023年9月4日(月)~15日(金)に武蔵野大学データサイエンス学部とインターンシッププログラムとして産学連携授業を同学部で実施した。また、ディスカッション能力やプレゼンテーション能力、分析能力といった定量的に図りにくい非認知能力を、同学と共同開発した学習成果証明システムを利用し評価。さらに、その評価を証明する学習成果証明書をNFTにて12月14日(木)に共同発行した。

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これにより、就職活動やインターンシップ活動で必須とされている「学生時代に力を入れたこと(学チカ)」を始め、学生がアピールしづらかった客観的な自身の非認知能力を、外部へ証明することが可能となる。

産学連携授業は、武蔵野大学と共同で学内インターンシッププログラムの一環として2021年に開始され、今年で3回目の開催となる。45時間の学習で1単位が取得できるシステムで、3年生5名が主にオンラインで参加し、グループワークを中心にデザイン思考を用いたサービス企画立案に取り組んだ。

20240109 news01 02 オンラインでのグループワークの様子

20240109 news01 03 最終評価のため人事同席のもと成果発表会

具体的には次世代の学習評価の構築を目的とした「教育DX」をテーマに掲げ、武蔵野大学とイトーキが共同研究で開発した「グループワーク分析システム」をよりブラッシュアップするために、自然言語生成AI機能の追加実装を検討し、企画書の作成まで取り組んだ。

評価の算定方法は今回共同開発された学習成果証明システムを活用。本システムで質的評価と量的評価の両軸で非認知能力の評価が可能になるのだという。

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質的評価は、インターンシップ参加者である学生間の他己評価と教員ならびに同社メンバーで構成されるインターン事務局による管理者評価から算定し、量的評価は、学生の発話時間や授業中の作業時間をもとに算定。

量的評価については同学と開発を進めているグループワーク分析システムを活用し算出。グループワーク中の録画・録音データを分析し、発話時間や授業中の作業時間を記録、自動集計した。また、これまでグループワークの非認知能力の評価においては、教員をはじめ採点者の主観に頼っていた背景があるが、システムによる量的評価を掛け合わせることで効率的かつ客観的な評価が可能となった。

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評価項目については武蔵野大学独自の学びのサイクルである「響学スパイラル」を参考に、「①課題発見・目標設定能力」、「②ディスカッション能力」、「③クリエイティブ能力」、「④プレゼンテーション能力」、「⑤評価・分析能力」の計5つの評価軸を設定。

最終的な5つの評価項目の内、得点の高い項目については評価した能力を担保するために、学習成果証明書としてNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)で発行した。活用方法としては、例えば就職活動で非認知能力を自己アピールする際、本証明書を提出することが想定される。また、NFTでの証明になることから、唯一無二の価値を担保することができるのだという。

プレスリリースはこちら(1)(2)

Top Image : © 株式会社 イトーキ

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