News
2023.10.10
知財ニュース
Microsoft Teamsから使えるメタバース「Microsoft Mesh」 が10月中にプレビュー公開
Microsoftは、世界中のどこにいてもまるで同じ部屋にいるかのような、リアルタイムのコラボレーションとつながりを可能にする3Dイマーシブ(没入型)ワークスペース「Microsoft Mesh」のパブリックプレビューを2023年10月中に公開する予定だ。最初はPCまたはMeta Quest VR デバイスで利用可能になる。
「Microsoft Mesh」を使用すると、3Dデジタルスペース内で物理的に一緒にいる認識を生み出す。方向性と距離による空間認識により、同じ場所で複数の小グループでのディスカッションが可能になる。
Meshを使用するための特別なツールは必要なく、Microsoft Teams会議のオプションメニュー選択で容易にMicrosoft Teamsのイマーシブ(没入型)スペースや、Meshのカスタム没入型スペースに参加可能だ。
Teamsのイマーシブスペースの機能は、アバターのカスタマイズ、3D環境の選択、座席の割り当て、空間オーディオとオーディオゾーン、インタラクティブなアクティビティなど多岐にわたる。加えて一部の2D参加者がいる場合でも、問題なくすべての参加者がコラボレーション可能だ。
Meshでは、従業員イベント、トレーニング、ガイド付きツアー、社内製品ショーケースなど、特定のビジネスニーズに合わせたカスタムイマーシブスペースの作成もできる。コード不要のエディターを使用してイベントを簡単にカスタマイズしたり、MeshツールキットからUnityを活用することで、完全にカスタマイズ可能な没入型エクスペリエンスを実現可能だ。
さらに、Mesh、Outlook、Teamsでイベントを簡単に見つけて参加する方法も提供されている。主催者は既存のテンプレートを使用してイベントをスケジュールしたり、Meshで新しいイベントを作成したりできる。出席者は、毎日のOutlookやTeamsカレンダー内で簡単にMeshイベントを見つけ、参加することが可能だ。
Top Image : © Microsoft Corporation