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2024.01.24

知財ニュース

ユーザーローカル、生成AIでの執筆を瞬時に判定する「生成AIチェッカー」を無償提供─論文やレポートの判定に一役

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株式会社ユーザーローカルは、論文やレポートがChatGPTなどの生成AIで執筆されたかどうかを瞬時に判断するツール「生成AIチェッカー」の無償提供を2024年1月12日、開始した。会員登録は不要。日本語で執筆された論文、レポートの判定に対応している。

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「生成AIチェッカー」は、同社が独自に開発した、生成AI特有の言い回しや語彙の偏りを機械学習で検出するアルゴリズムを活用し、対象物がAIで作成されたかを自動で判定する。

生成AIの登場によって大量のコンテンツを生産できるようになった一方で、教育現場で生徒が宿題の作文をAIに書かせたり、就活生がエントリーシートの執筆にAIをこっそり利用したりすることを懸念する声も多い。また、生成AIは、事実ではない情報を生成してしまう「ハルシネーション」が起きる問題点も指摘されている。

同社は2023年12月にも、文章中の誤字脱字を指摘して修正案を提案する校正サービス「ユーザーローカル文章校正AI」を無償提供。同社は「今後も先端技術によって、業務効率化と生産性向上を支援していきたい」とコメントし、さらなるAI技術のサービス拡充に向けて意欲を見せる。

プレスリリースはこちら

Top Image : ©株式会社 ユーザーローカル

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