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2024.09.30

知財ニュース

京セラやヤマト運輸ら、宅配便ロッカー搭載の無人自動配送ロボットによる宅配サービスの実験開始

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京セラコミュニケーションシステム、ヤマト運輸、Packcity Japanの3社は、2024年9月11日から北海道石狩市で、無人自動配送ロボットによる移動型宅配サービスの実証実験の実証実験を開始した。

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実証実験は、車道を走行する中速・中型無人自動配送ロボットに、オープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」を搭載した移動型宅配サービスという、未来の配送の姿を体感できる新たな試み。

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同実験は石狩市緑苑台東地区の一部エリアで行われ、ヤマト運輸の個人向け会員サービス「クロネコメンバーズ」に登録している住民が対象。期間中は、ロボットが毎日エリア内の走行ルートを自動走行し、住民は自宅から徒歩1分圏内の宅配ポイントで荷物を受け取ることが可能になる。

EC市場の拡大などにより宅配需要が増加する一方で、ドライバー不足といった課題が深刻化している。そこで3社は、車道を走行する中速・中型の無人自動配送ロボットに、Packcity Japanが運営するオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」を搭載し、地域特性に適した無人自動配送ロボットの社会実装を目指していく。

3社は実証実験を通して、宅配需要の増加や多様化するライフスタイルに対応するだけでなく、地域の人手不足解消にも貢献できる新たな配送サービスの構築を目指したい考え。

将来的には、全国各地の地域特性に合わせた無人自動配送ロボットの社会実装を目指し、持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。

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Top Image : © ヤマトホールディングス

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