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2024.04.03
知財ニュース
イーロン・マスク設立のニューラリンク、脳内チップからの指令で四肢麻痺患者がゲームをプレイする動画を公開
イーロン・マスク氏のスタートアップ企業、米・ニューラリンク(Neuralink)が、BCI(Brain-Computer Interface)埋め込み手術により脳にチップの埋め込みを実施した被験者が、脳からの指令でチェスをする様子をライブ配信した。
同社は、2024年1月にニューラリンクが開発している脳へのチップの埋め込みを、初めて人の脳に実施したことを発表している。
今回、この手術が実施された被験者であるノーランド・アーボー氏(29歳、男性)の、脳内インプラントと脳からの指令でゲーム内のチェスの駒を動かす様子がライブ配信された。
彼は8年前にダイビングアクシデントにより四肢麻痺になったのだという。動画内で、彼はチェスが大好きだと話しており、画面に映し出されたチェスをプレイする様子が映し出されている。アーボー氏は、チェスの駒は脳内でカーソルを動かすことをイメージして操作していると説明している。
Top Image : © Neuralink