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2022.02.25

知財ニュース

ピクシーダストテクノロジーズ、イトーキと吸音材「iwasemi™」を搭載した⾳環境をコントロールするオフィス商品の共同開発を開始

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視聴触覚のデジタルイノベーションを推進するピクシーダストテクノロジーズ株式会社と株式会社イトーキは、音響メタマテリアル技術を用いたピクシーダストテクノロジーズ社の革新的な吸音材「iwasemi™」を搭載したオフィス商品の共同開発を開始したことを発表した。2022年4月に開催される最先端のオフィス環境を提案する国際トレードショー「オルガテック東京2022」で発表予定だという。

「iwasemi™」は、音響メタマテリアル技術にピクシーダストテクノロジーズ独自の吸音設計技術を応用することによって開発された吸音材で、工事、建材、什器、鉄道、自動車など社会の様々なシーンで適用される。「iwasemi™」吸音材には、吸音周波数特性の柔軟性、高い吸音率と薄型化の両立、素材の選択自由度と加工自由度の高さの3つの特徴がある。

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の流⾏に伴うリモートワークやオフィス内でのWeb会議の増加に伴い、少⼈数利⽤の狭⼩⽅式へシフトしていることから、イトーキでは「遮⾳」と「吸⾳」を組み合わせ、狭⼩空間における⾳環境の快適性を向上させることを追求してきたという。

今回、テクノロジーで⾳環境をコントロールする独⾃のノウハウを持つピクシーダストテクノロジーズの知⾒や技術と、イトーキが保有するオフィスにおける「空間」「環境」「場づくり」の知⾒を融合し、 ⾳環境の課題解決のため、共同開発に至った。

「iwasemi™」は音響メタマテリアル技術を利用し、素材の選択自由度と加工自由度のあるピクシーダストテクノロジーズの独自技術によって誕生した革新的な吸音材だ。ピクシーダストテクノロジーズとイトーキは、パートナー企業として「iwasemi™」を搭載したオフィス商品を共同開発することで、オフィスの意匠性を高めながら快適な音環境を実現することを目指しているという。

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Top Image : © ピクシーダストテクノロジーズ 株式会社

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