News
2025.01.21
知財ニュース
モンデリーズ、人工知能(AI)を活用し、オレオのフレーバーを開発

オレオなどのスナックブランドを持つモンデリーズ・インターナショナルは、製品開発に人工知能(AI)を活用し、フレーバーの開発を行っている。
AIを活用した開発は従来の方法と比べて、開発期間を短縮することが可能なのだという。
人工知能(AI)を活用したモンデリーズのフレーバー開発には、Thoughtworksが協力している。Thoughtworksは、Xに「モンデリーズ・インターナショナルは、AIで製品作りに革命を起こし、大胆なアイデアを画期的なイノベーションに変えている」と投稿している。
また、Thoughtworksは2023年にモンデリーズのAI活用に関して「創造性が強化されたことで、実験や反復処理の高速化など、驚くべき成果が得られ、市場投入までの時間が短縮され、より優れた製品が生み出されている。」と述べている。
モンデリーズは2024年9月にAIと生成AIを活用拡大し、マーケティング機能を向上させるための新しいプラットフォームの立ち上げを発表していた。これは、AccentureおよびPublicis Groupeと連携したプラットフォームで、これにより急速に変化する消費者の嗜好や関心に対して同社のブランドが常に一歩先を行くことができるようになると述べていた。
Top Image : © モンデリーズ・インターナショナル