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2025.03.28
知財ニュース
東大発スタートアップのissin、日々の回復力を可視化するスマートリング「Smart Recovery Ring」を発売

東京大学発のヘルスケアスタートアップissin株式会社が、新しいタイプの「スマートリカバリーリング」(Smart Recovery Ring)をauで限定発売開始した。3月14日から発売しており、全国のKDDI直営店、au Style、auショップ、UQスポットおよびau Online Shopで購入できる。
issinは、大人気ゲーム「スイカゲーム」の開発者が創業し、これまでにも、販売台数25万超の照明一体型プロジェクター「popIn Aladdin」や、お風呂上がりに乗るだけで体重測定などの健康管理ができる「スマートバスマット」のような革新的な製品を生み出してきた。
今回発表された「Smart Recovery Ring」は、指につけるだけで日々の「睡眠」「ストレス」「活動量」を自動で計測し、データを専用アプリで詳しく確認できるスマートリング型のウェアラブルデバイスだ。
特に注目を集めているのは、計測されるデータを総合的に分析して、毎朝の体の回復力を数値化する「リカバリースコア」機能。睡眠の質・ストレスレベル・活動量・心拍変動(HRV) などのデータから、どれだけ心身がリカバリーできているかを直感的に把握できる。
さらに同リングは、パーソナルヘルスケアAI「ウェリーくん」を搭載。ユーザーのデータに基づいて友達のように親身になって健康管理をサポート。ユーザーは、ゲーム感覚で楽しみながら疲れや不調からのリカバリー習慣を促進し、小さなチャレンジを積み重ねるたびに、コンディションを最適化できる。
リングは、薄さ2.2mm、重さ約3gという超軽量設計で、日常の動作や睡眠時にも違和感なく使用できる。また、IP68 / 5ATMの生活防水仕様なので、日常生活やシャワーの際も外す必要がなく、2時間の充電で最大約7日間の連続使用が可能。忙しい人でも手軽に使い続けられるデバイスだ。
issinがすでに提供している、乗るだけで体重などが測れる「スマートバスマット」と同じアプリでデータ管理ができる点も魅力。リングで計測する睡眠、ストレス、活動量に加えて、バスマットで計測する体重や体組成のデータも一元管理できるため、より包括的な健康管理が可能になるだろう。
リングのカラーはマットブラックとマットシルバーの2種類、指のサイズにフィットするようサイズも豊富に用意されており、快適な装着感を実現。サイジングキットも用意されている。
Top Image : © issin 株式会社