News

2024.06.03

知財ニュース

日本で初、石垣市の給食に「ユーグレナクロレラ麺」提供開始

36462-584-fefe3b04afc47576d9a36002fae9e4e9-1112x628

株式会社ユーグレナは、5月15日より、沖縄県石垣市の給食センターが管轄する小中学校17校に日本で初めて(※)石垣島ユーグレナが給食メニューに導入されたことを発表した。
(※有償として)

main

今回石垣市の給食に導入されたのは、石垣島ユーグレナとヤエヤマクロレラ5粉末が練りこまれた「ユーグレナクロレラ麺」。メニュー名は「美ら豚サラダめん」で、石垣市給食センターが給食を提供している小中学校17校に5,300食分が導入された。

sub2

自然豊かな石垣島で育った「石垣島ユーグレナ」は藻の仲間で、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、DHA、オレイン酸などの不飽和脂肪酸、希少成分パラミロンなど人間が必要とする豊富な59種の栄養素を含み、細胞壁が無いため栄養素を消化吸収しやすいことが特徴。

sub3

また、環境的要素に配慮した責任ある方法で育てられていることが認められ、「ASC-MSC 海藻(藻類)認証」を世界で初めて取得している。

ユーグレナ社は、石垣島ユーグレナの生産拠点および研究拠点を設けている石垣市において、ネーミングライツの取得や石垣島マラソン協賛などの地域振興食を通じて、心もからだも元気にする取り組み「ぬちぐすいプロジェクト」「からだにユーグレナ」のふるさと納税での展開や一般の人々向けに八重山殖産の工場見学などを実施中。

「人と地球を健康にする」ことをパーパスとして掲げる同社にとって、成長期の児童や生徒に必要な栄養をバランス良く取ることができるよう毎日の献立が考えられている給食、かつ、同社の事業全般を支える生産拠点のある石垣市の給食に、栄養面で優れた石垣島ユーグレナを提供することは長年の目標だった。

石垣島ユーグレナの給食への導入には要望が多かったもののコスト面で厳しい条件があり、なかなか実現しなかった中、今回ふるさと納税の寄付による給食への地元食材の導入補助(学校給食充実支援事業)や、地元の製麺所の協力などにより、日本で初めて石垣島ユーグレナの給食への導入が実現したという。

同社は、「食を通じて人々を健康にするため、今後も、石垣島を中心に沖縄のさらなる地域振興に資するよう、石垣市や地元の企業と協業していきたい」と展望を述べている。

プレスリリースはこちら

Top Image : © 株式会社 ユーグレナ

広告