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大阪・関西万博
2025.09.01
知財ニュース
大阪・関西万博で話題の「未来冷凍米」、ニチレイと山形大が共同展示

株式会社ニチレイフーズは、山形大学 古川研究室と共創し、大阪・関西万博で放送作家の小山薫堂氏がプロデュースするパビリオン「EARTH MART」にて、「進化する冷凍食」として、低温凍結粉砕含水ゲル粉末と低温凍結粉砕含水ゲル粉末を使用した、未来のお米や未来の冷凍食品を展示している。
また、「EARTH TABLE~未来食堂~」エリアに出店しているレストラン「テラスニチレイ」では、炒飯類の提供食数が、2025年6月26日に「3万食」を突破した。
このレストランでは、ニチレイフーズの独自技術で植物性のたんぱく質をベースに米粉等と合わせた「たんぱく米」を使用した「エブリオンミール炒飯」がメニューの1つとして提供されている。この炒飯は、1食で40gのたんぱく質を摂ることができるのだという。
「エブリオンミール炒飯」の名前は、同社が展開する、たんぱく質を中心とした栄養素を、毎日の食事で手軽においしく摂取できる健康ブランドシリーズ「everyONe meal(エブリオンミール)」にちなんだ名前とのこと。
「everyONe meal(エブリオンミール)」は、冷凍が持つ機能を活かしたニチレイの健康ブランドだ。100gあたりたんぱく質を9g以上配合し、毎日の食事で手軽においしくたんぱく質が摂れるメニューを展開している。
また、このシリーズでは素材の味や香辛料を生かした調理法で配合をコントロールする「おいしさ再現技術」を活用し商品を開発している。EC業態向けには、粉末たんぱくを使用して米粒状・麺状に加工する素材成型技術を採用。これによりたんぱく質量をコントロールし、通常の米や麺(小麦粉)の一部を置き換えることで糖質オフを実現している。
さらに、主食から軽食まで幅広いメニューをラインアップし小売店で販売。メニューに最適なたんぱく質原料を選定し栄養成分を加え、配合コントロール技術で毎日おいしく食べられる商品を開発した。
「everyONe meal」シリーズは、一人ひとりのお客様を表す「エブリワン」と日常の食事「ミール」を組み合わせ、必要な栄養素を「ON」するメニューを届けることだとしている。
Top Image : © 株式会社 ニチレイフーズ