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2024.07.30
知財ニュース
時速1,000kmを実現、航空機と列車のハイブリッド「FluxJet」登場
カナダのトロントに本社を置くTranspodが、時速1,000kmの超高速で、乗客と貨物を輸送するシステム「FluxJet」を開発している。「FluxJet」は航空機と列車のハイブリッドシステムだ。
Transpodは、世界有数の超高速地上輸送システム(トランスポッドライン)を構築しているスタートアップ企業。カナダのアルバータ州のカルガリーとエドモントンを結ぶTransPod Lineを発表し、このプロジェクトのために5億5,000万ドルの資金を調達している。
「FluxJet」は、時速1,000kmの超高速で、乗客と貨物を輸送できる航空機と列車のハイブリッドシステム。ジェット機よりも速く、高速列車の3倍の速度で移動することが可能とのこと。車体は2分ごとに出発でき、高速道路の混雑を回避する代替手段になるとしている。
トランスポッドラインの運行が開始されると、乗客の移動にかかる費用は飛行機のチケットよりも約44%安くなり、CO2排出量は年間63万6,000トンの削減が期待されている。
Top Image : © Transpod