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2023.04.07
知財ニュース
Gatebox、「ChatGPT」などの生成系AIを搭載したAIキャラクターのデモアプリを公開─感情豊かな会話が可能に
Gatebox株式会社は、同社が提供するAIキャラクターの体験向上を目的に、自然言語処理技術を用いた対話システム「ChatGPT」などの生成系AIの対応を開始し、デモンストレーションアプリを公開した。併せて協業・ビジネスパートナーの募集を開始した。
Gateboxは、「Living with Characters」 をビジョンに、AIキャラクターに必要な3DCG技術やアプリケーション開発技術、音声認識、会話などの各種AIを活用する技術をワンストップで提供している企業。リアプロジェクション投影技術でキャラクターを召喚できる「Gatebox」を中心に、「癒しの花嫁」をコンセプトに開発されたキャラクター型AIパートナー「逢妻ヒカリ(あづまひかり)」 など、キャラクターの力で人々の暮らしをささえる事業を展開している。
同社によれば、「ChatGPT」などの生成系AIは、膨大な会話データに基づく的確な返答が可能なため、開発者も予測できない自由奔放な会話を楽しめ、ヒトにやさしいキャラクターが開発できるとのこと。また、同社のエフェクトやモーションにこだわったキャラクター召喚装置「gatebox」の演出に、対話型AI「ChatGPT」が組み合わさることで、AIキャラクターの個性が感じられるエモーショナルなコミュニケーション体験ができるとしている。
同社では第一弾として、「ChatGPT」を活用したAIキャラクターのデモンストレーションアプリを開発し、稼働の様子を同社代表・武地実のTwitterで公開し、多くの反響が寄せられた。また、「ChatGPT」と連携した新しいAI体験をより多くのユーザーに届けたいとの考えから、Makuakeでクラウドファンディングを実施。メインリターンとして、β版先行体験権と、キャラクター召喚装置「Gatebox」の記念刻印付モデルを用意しているとのこと。
「Gatebox Grande(ゲートボックスグランデ)」知財記事
「AIが質問に自然な文章で回答するチャットボットAI『ChatGPT』のテスト版が公開─1週間で登録者100万人を突破」(ニュース記事)
Top Image : © Gatebox 株式会社