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2024.02.26
知財ニュース
Meta、Facebook、Instagram、Threadsで投稿されたAI生成画像にラベルを適用
MetaはFacebook、Instagram、Threadsにおいて、AIで生成された画像に対して、画像がAIによって生成されたことを表示する新たなラベルを追加すると発表した。
同社は現状、Meta AI機能を使用して作成された画像に「Imagined with AI」というラベルを適用しており、Meta独自の画像生成モデルへの適用以外にも、他社のツールで作成されたAIコンテンツにも実行できるようにしたいと考えている。
Metaは業界パートナーと協力し、コンテンツがAIを使用して作成されたことを示す共通の技術標準に合わせて調整してきた。AIで生成された画像を検出できれば、Facebook、Instagram、Threadsに投稿されたAI生成画像にラベルを付けることが可能になるとのこと。
現在、この機能を構築しており、今後数か月以内に、各アプリでサポートされているすべての言語でラベルの適用を開始する予定だ。世界中で数多くの重要な選挙が行われる2025年までにこの機能の導入を目指している。
ビデオや音声を生成するAIツールにもラベルを付ける機能を今後追加する予定とのことだ。
Metaは「AIで生成された動画や音声コンテンツを投稿する場合、この開示およびラベルツールの使用をユーザーに義務付け、これを怠った場合には罰則を適用する場合がある」「AIで作成、変更された画像、ビデオ、音声コンテンツが、重要な事項に関して公衆を実質的に欺くリスクが特に高いと判断した場合、より目立つラベルを追加することがある」ともしている。
Top Image : © Meta