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2022.07.08
知財ニュース
北海道の幻の食を届けるNFTプロジェクト「KAMUY-HKD(カムイ - ホッカイドウ)」が始動─幻の「黒毛蟹」を限定販売

システム開発、アーティストのブランディングを手掛けるベンチャー企業、ベネインビクタス株式会社は、北海道のNFTプロジェクト「KAMUY-HKD(カムイ - ホッカイドウ)」が発行するNFT(限定1179個)を発売することを2022年6月16日に発表した。
「KAMUY-HKD(カムイ - ホッカイドウ)」とは、北海道の幻の食材を購入・体験することができるNFT。NFTホルダーには、市場では滅多に出回らない北海道の食材を購入できる特典や、飲食店と提携したホルダー限定のメニューや食事会などのイベントといった様々なコンテンツを体験でき、また、メッセージングアプリTelegram上にNFTホルダー限定のコミュニティを開設し、ホルダーは参加することができる。
今回はその第一弾として、日本でも有数の蟹卸問屋である加藤水産をコラボレーターとして迎え、数千匹に一匹と言われる「黒毛蟹」をNFTホルダー だけに限定販売した。(※一部配送できない地域あり)
豊かな自然と食に恵まれた北海道では、東側のウニの9割が死滅するなど、温暖化を中心とした環境問題による海への影響が深刻化している。本プロジェクトには、世界の人々とコミュニティを築くことができるNFTにより、そうした問題から北海道の食と自然を守りたいという思いが込められているとのこと。
今後は、定期的に新商品、レストラン、コラボレーターを増やしていき、日本だけでなく世界中のレストランと提携した、北海道の幻の食材を使った限定食事会や限定メニューなどのイベントを全世界で行うとしている。
Top Image : © ベネインビクタス 株式会社