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2022.04.28

知財ニュース

コクヨ、「ingLIFE(イングライフ)」など3製品で「2022年レッドドット・デザイン賞」を受賞

コクヨが製作した、マルチオブジェクティブチェアー「ingLIFE(イングライフ)」、文具「EX- (エクス)」、ホワイトボードシート「PAPIER BOARD (パピエボード)」の3製品が、「2022年レッドドット・デザイン賞」を受賞した。

レッドドット・デザイン賞はドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催する、世界的に権威あるデザインに関する賞の一つ。毎年世界60か国以上の企業、組織、デザイナーから10,000件を超える応募があり、デザインの革新性や機能性など9つの基準から審査される。

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■受賞作品詳細

ingLIFE(イングライフ)
ingLIFE(イングライフ)は、家庭の空間に置かれることを想定し、仕事、勉強、食事、家族の団らんなど、様々なシーンに対応するために作られたマルチオブジェクティブチェアー。

座面を体の微細な動きや体重に合わせて360°揺れ動かす、独自の「グライディング機構」を採用している。この機構によってあらゆる体型・姿勢がサポートされるため、大人だけでなく子どもも長時間心地よく座っていることができる。

また、空間のアクセントになりつつ、日常生活に馴染むデザインを特徴としている。そのため一脚は大人の仕事用、もう一脚は子どもの勉強用などに設置し、空間をシェアしながら一緒に集中しやすい環境を整えることが可能だ。 

「ingLIFE」の記事はこちら

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EX-(エクス)
EX- (エクス)は、文具や生活の道具を、新しい働き方や暮らしのスタイルと共に提案する、コクヨのブランド「THINK OF THINGS」によるプロダクトシリーズ。

「元〇〇」を意味する「EX-(エクス)」は、領収書やファイルボックスなどのコクヨの定番商品のグラフィックやマテリアルを取り除くことで、逆にその道具本来の機能美や造形の美しさ、質感の楽しさを浮かび上がらせ、使い手の創造性を促す文具シリーズである。

また、EX-は「新しい工業生産」というコンセプトをもとに、コクヨの定番製品の生産方法を活用して作られている。質が高く、気軽に買える工業生産の思想を元にしながら、ものづくりのサイクルに新しい持続可能性を見出すプロジェクトでもある。

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PAPIER BOARD (パピエボード)
パルプ100%でできた、ホワイトでもボードでもない、紙のホワイトボード「パピエボード」。今までで一番気楽な描く体験の提供を目指し開発された、さまざまなシーンで使える、描いて消せる新しい紙である。

コピー用紙をホワイトボード化する発想から、コクヨTHINK OF THINGS、紙の専門商社竹尾、深山の3社が共同で開発した。

竹尾が取り扱う上質なファインペーパーが贅沢に使われており、ゆたかな色や質感から選ぶことができる。紙なので、ポスターのように貼ったり、クリップで留めたり、カットしたりといった加工が容易にできるため、働く、学ぶ、遊ぶ、様々なシーンで自由に使ってインテリアコーディネートも楽しむことができる。

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Top Image : ©  Red Dot 2022

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