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2023.11.15
知財ニュース
リサイクル困難な感熱紙をリサイクル可能に─ブロックに再資源化「nunock paper by PANECO」を発表
繊維リサイクルボード「PANECO」を開発する株式会社ワークスタジオは2023年10月23日、紙廃棄物を再資源化したプロダクト「nunock paper by PANECO」を発表した。
「nunock paper by PANECO」は、紙廃棄物をリサイクルして製造する美しいブロック。廃棄予定のダンボールなどの梱包資材や、紙袋などの紙製品の製造過程で発生する端材を再資源化し、サステナブルなブロックにリサイクルする。
ダンボールをブロックにリサイクル
クラフト紙をブロックにリサイクル
また、「nunock paper by PANECO」では、古紙リサイクルの際に取り除く必要があった、リサイクル困難な禁忌品(製紙原料にならず、取り除く必要のあるもの)に分類される感熱紙の再資源化も実現。
紙袋やショッパーの布製の持ち手も一緒にリサイクルすることができるという。
今までリサイクル困難であった禁忌品の感熱紙を「nunock paper by PANECO」に再資源化することで、サーキュラーエコノミーに取り組むことができる。
製造されたブロックは、家具やインテリアの一部として活用可能。オフィスや店舗などで使用することで、サステナビリティやSDGsの活動に美しく楽しく貢献できる。
廃棄物の再資源化と資源循環の美しく新しい選択肢を提案し続ける同社。気になる方は、公式サイトをチェックしてみてほしい。
Top Image : © 株式会社 ワークスタジオ