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2023.06.08

知財ニュース

脳波買取センター「BWTC」が初、香りと記憶のコラボレーション─香り×脳波の体感イベントが6月10日-11日に開催

BWTC

越境型クリエイティブ集団Konelは、市民から脳波を買い取り、そのデータから適正に収益化を図る“脳波買取センター”「BWTC」を発足。6月10日(土)から6月11日(日)、石川県山中温泉の温泉旅館・花紫と「BWTC」が協働し、“香り×脳波”を体感するアートイベント「香りと記憶、ある未来の場合」を開催する。

“脳波買取センター”「BWTC」とは、自動買取機を用いて脳波を買い取り、独自のプログラムによって脳波データから脳波絵画を生成し、さまざまな価格で販売する組織。

本イベント期間中、脳波計を用いて来場者の脳波を買い取り、買い取った脳波は「脳波絵画」に変換され、販売を行う。

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これまでに買取した脳波絵画一覧:https://www.bwtc.jp/collection

今回のアートイベント「香りと記憶、ある未来の場合」は、越境型クリエイティブ集団Konelの作品・脳波買取センター「BWTC」から派生した体験型の作品。

来場者には、旅館・花紫から発売されるお香を体験してもらい、その香りから引き起こされる記憶のイメージをその場で頭に思い浮かべてもらう。その脳波を「BWTC」独自の脳波計を用いて読み取り、買い取るとともに、独自のプログラムで脳波絵画を生成するという試みだ。

期間中、脳波買取は、¥ 1 / s で買い取りを行う。今回、会場は2022年夏に旅館・花紫で新たにオープンしたライブラリーの空間を一般開放して実施する。

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「BWTC」は、生体データや機械学習など目には見えないさまざまなデータが無意識に取引される現代において、情報の価値について考え、新たな取引の形を模索することを目的にしており、市民から買い取った脳波データは、脳波絵画に変換や、将来的に絵画以外の形態へ変換し、発表または販売を行う可能性も見込んでいるとのこと。

昨年8月にアーツ千代田3331で開催された脳波買取センター「BWTC」。同イベントでは、脳波買取が940人強、総来場者数は1,600人強の人々に体験されたという。

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香り×脳波を体感するテクノロジーアートイベント「香りと記憶、ある未来の場合」

日時:2023年6月10日(土)-11日(日)11:00-17:00

会場:花紫 ライブラリー(石川県加賀市山中温泉東町一丁目ホ17-1

参加費:無料

花紫WEB:https://www.hana-mura.com/

Instagram:@hanamurasaki_project

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脳波絵画のサンプル (My Son by M.U.) 脳波絵画のサンプル (My Son by M.U.)

EVENT CONCEPT

香りと記憶。この二つは目に見えないものながら、時に現実よりも鮮明で、力強く私たちを魅了します。切り離すことのできない特別な関係は、多くの物語や芸術のテーマとして描かれてきました。
今回のプロジェクト「香りと記憶、ある未来の場合」は、可能性を創作するコレクティブであるKonelの作品「BWTC」から派生した体験型の作品です。
花紫から発売されるお香を一つの香りとして、その香りから引き起こされる記憶のイメージを、脳波を使い、¥ 1 / s で買い取り、記録します。花紫内部に残る、時間の停止した空間で、特別な記憶の旅をお楽しみ下さい。

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関連リンク:
世界初の“脳波買取センター“「BWTC」が発足─100秒間一律1,000円、最大100万円まで脳波を買い取り

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Top Image : © 株式会社 コネル

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