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2025.04.16
知財ニュース
NTT、万博来場者向け情報案内アプリ「EXPO2025 Personal Agent」の提供を開始

日本電信電話株式会社(NTT)とNTTアーバンソリューションズ株式会社は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)における未来社会ショーケース事業の「来場者向けパーソナルエージェント」への協賛(ゴールドパートナー)として、スマートフォンアプリ「EXPO2025 Personal Agent」を2025年4月2日に提供開始すると発表した。
スマートフォンアプリ「EXPO2025 Personal Agent」は、万博に来場する人向けの情報案内アプリで、会場マップをベースに、万博会場をスムーズに周遊するための便利な機能を備えている。
主な機能は、会場マップ表示、会場全体のエリア単位(50m×50m)の混雑状況表示、トイレやレストランの混雑状況を表示する機能が備わっている。また、会場内の地図ルート案内およびARによるルート案内も備えている。スマホのカメラで映る現地風景に矢印等を重ね合わせてルート案内を実施する。
さらに、来場者自身で検索する手間なく、その人の興味に合った施設やイベントを提案する「AIレコメンド機能」も提供される。この機能を通じて、おすすめの1日のプラン提案や、次のパビリオンの予約時間までに生じるすきま時間の最適な行動提案など、その人の嗜好に合わせた"わたしらしい"快適な来場体験をサポートする。
また、情報案内に加え、パビリオン等を訪れた来場者から、想像する未来社会のアイデアを投稿してもらい、AIによる集合知(アート・要約文)を作成・公開する。これにより、万博会期中会場に訪れるのべ2820万人(予想来場者数)の集合知として、未来社会のアイデアを表現する。
Top Image : © 日本電信電話 株式会社