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2023.08.08
知財ニュース
Wantedlyが「ChatGPTプラグイン」の提供を開始─求人マッチングがより短時間、的確に
ビジネスSNS「Wantedly」は、米OpenAI社の対話型AI「ChatGPT」向けの機能拡張ツール「ChatGPTプラグイン」の提供を7月24日、開始した。これにより、Wantedlyに掲載されている募集の中から、ユーザーが求める希望条件をChatGPT上で入力することで、簡単に募集を見つけることが可能になる。
同プラグインを活用すると、ChatGPT上で、Wantedlyに掲載されている募集情報の中からユーザーが興味関心のある募集を簡単に探すことができる。
ユーザーが、ブラウザ版のChatGPT上でプラグイン機能(※)を有効にした上で、Wantedlyが提供するプラグインを選択。その後、希望する職種や勤務地、興味関心などを入力すると、Wantedly上に掲載している約10万件の募集(2023年7月時点)の中から、ユーザーにおすすめの募集が一覧表示される。その中から気になる募集が見つかった際には、Wantedly上の募集ページに移動して詳細を確認し、企業へカジュアル面談を申し込むことができる。
(※ChatGPTのプラグイン機能は、有料プランである「ChatGPT Plus」登録者のみ利用可能)
今回のプラグインの活用により、従来よりも短時間で希望の募集を見つけることが可能になる。また、ChatGPTと対話を重ねる中で仕事に関する潜在意識が掘り起こされ、今までは気が付かなかった新しいキャリアの選択肢が見つかるほか、自身の検索では発見できなかった企業と出会える可能性も大きい。
Wantedlyはこれまでも、最新のテクノロジーを活用して、ユーザーごとに最適な募集を提示する推薦システムをの開発運用など、仕事と働き手のより良いマッチング機会を創出してきた。
同社は、「今後も引き続き推薦システムの精度向上に邁進するほか、今回提供を開始したプラグインの機能改善を図るなどしながら、一人ひとりに合った会社との出会いをサポートし、「究極の適材適所により、シゴトでココロオドルひとをふやす」というミッションの実現を加速していきたい」としている。
Top Image : © ウォンテッドリー 株式会社