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2023.07.28

知財ニュース

チームラボ開発の3D人体解剖学アプリ「teamLabBody Pro」が商用利用可能に─YouTube、SNS、学会発表に引用可

2023-07-24 6.26.00

チームラボが開発した3D人体解剖学アプリ「teamLabBody Pro(チームラボボディプロ)」がコンテンツガイドラインを変更し、商用利用可能になった。アプリの人体静止画や動画に関し、情報発信を目的にした使用方法に限り、クレジットの記載を行うことで商用利用可能となった。さらにアプリのアップデートにより、スクリーンショット機能を追加し、高解像度画像の出力もできる。

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original Labo 01

「teamLabBody Pro」は、筋肉・臓器・神経・血管・骨の動きなど、人体を網羅的に閲覧できる「3D人体解剖学アプリ」。複数の被験者のデータを元にCT・MRIデータから人体を忠実に再現。医師監修の医学書レベル内容をあらゆる角度から自由自在に俯瞰でき、患者への手術説明や学生の解剖学の勉強など様々な医療シーンに活用可能だ。

医学博士の菅本一臣のチームと共同で、複数肢位で撮影されたMRI画像情報を、独自に開発したソフトを用いて解析することで、世界で初めて生きた人間での骨関節3次元動態を解析。

さらに3次元的な動きを可視化する世界初の手法により、人体の3Dモデルを忠実に再現。医学書レベルの各部位の解説コンテンツに加え、ゲームエンジンのUnityを用いあらゆる角度から自由に俯瞰できる人体模型は、患者への手術説明や医学生の解剖学の勉強など様々なシーンで活用できる。

今回の変更により、人体に関する情報発信を行なっているYouTuber、ブロガー、医療関係者や学生が、論文発表を行う際の図表の引用等で使用できるようになる。

original Labo 02

original Labo 03 Copy

画像利用しても良いケースは3パターン。

画像利用して良いケース
・YouTubeなどの動画配信サービスでの解説
・ブログ、SNSでの解剖図の利用
・学会発表や論文での図表の引用

禁止事項
・解剖図の配布、販売を目的とした利用
・公序良俗に反する内容での利用
・アプリ、ソフトウェア、書籍(電子書籍含む)での利用

ただし、このほかのケースでも、問い合わせれば利用が可能になるケースもある。例えば、セミナーなどでのイラストの利用、資料としての配布、書籍、アプリケーションでの利用などだ。

掲載時に必要なクレジット表記は次の通り。
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teamLab Body Pro アプリを使用しています。
 【アプリダウンロード】
https://teamlabbodypro.onelink.me/WLCD/km9vrk4k
【公式サイト】
https://www.teamlabbody.com/
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Top Image : ©チームラボ 株式会社

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