株式会社カオナビは、タレントマネジメントシステム「カオナビ」において、人材データベース「プロファイルブック」のデータを生成AIで要約する新機能を発表した。同機能は2月10日より提供開始され、大量の人材情報の中から、社員の特性や強みを迅速かつ容易に把握することができる。

「プロファイルブック」は、「カオナビ」の中核機能の一つで、社員のスキル、評価、実績、性格、エンゲージメントといった多岐にわたる情報を一元管理できるデータベース。企業は自社の目的に合わせてシートを自由に作成・カスタマイズでき、テキスト入力、プルダウンリスト、レーダーチャートなど、多様な表示形式に対応。既存の人事システムで利用しているシートをそのまま再現することもできる。

新機能の使い方は簡単。「プロファイルブック」内の各シートにある「AIで内容を要約」ボタンをクリックし、要約したい項目を選ぶだけで、AIがテキスト情報を自動で要約する。この機能は、人材の最適配置や育成計画の策定、社員の自己理解促進など、様々な場面で活用できる。

近年、人的資本経営の重要性が増す中で、企業は社員一人ひとりの個性や能力を深く理解し、育成や配置に活かすことが求められてきた。

また、社員個人も自身のキャリアを主体的に考える必要性が高まっており、企業と個人の双方にとって「個」の理解は不可欠。デジタル技術によって蓄積される情報を効果的に活用し、具体的なアクションに繋げるために、新機能の導入が大いに注目されている。

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Top Image : © 株式会社 カオナビ