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2024.01.15

知財ニュース

WOTA、能登半島地震における断水エリアへの入浴、手洗い支援活動を開始─断水エリア全域カバー目指す

WOTA-日本財団

WOTA株式会社は、令和6年能登半島地震により被災した地域への支援活動を開始した。能登半島地震断水エリア全域に向け、同社の、断水時でも機能する小規模分散型水循環システムを用いた入浴、手洗い支援活動を開始している。

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発災から11日経過した現在でも、約60,689世帯が断水の状態にあると報告されており(令和6年1月11日15時00分現在。厚労省調べ)、避難者数は石川県だけでも2万3650人に上っているとされている(1月11日現在。石川県調べ)。

その状況を受けWOTAは、断水時でも利用可能な自律分散型水循環システム「WOTA BOX」を利用したシャワーによる入浴支援と、水循環型手洗いスタンド「WOSH」の無償提供を開始。避難所の衛生環境の維持・改善を支援する。

sub2 4市町での展開の様子

具体的には、自律分散型水循環システム「WOTA BOX」のシャワーセット100台、および水循環型手洗いスタンド「WOSH」」200台を能登半島地震断水エリア全域に展開。これらは断水時でも利用可能な機能を有しており、シャワー浴3万人分、手洗い6万人分に相当する規模になることが想定されている。

main 珠洲市避難所における入浴者の様子

sub1 珠洲市避難所における「自律運用」の様子

被災地へのこれら支援活動は、1月4日から開始され、関係各所の協力を得ながら、徐々にエリアを拡大している。これまでに、前澤友作氏や大前研一氏、そして徳島県をはじめとする複数の自治体の協力を得ている。また、日本財団からも大規模な支援を受け、「能登半島断水エリア全域のカバー」を達成できる見込みとのこと。

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支援活動の提供場所や運営時間は状況に応じて変更される可能性があり、最新情報はWOTA公式Twitter(@wotacorp)で随時更新されている。また、協力企業として水ing株式会社、ソフトバンク、株式会社 Hatch PLANNING、北良株式会社などが挙げられ、多くの企業や自治体からも協力の意向が寄せられている。

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Top Image : © WOTA 株式会社

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