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2025.05.29
知財ニュース
落合陽一が主宰する筑波大デジタルネイチャー研究室、10周年記念展を開催―ポストユビキタスからデジタルネイチャーの10年

落合陽一氏主宰の筑波大学デジタルネイチャー研究室は、2025年5月28日から6月2日まで、デジタルネイチャーグループ設立10周年を記念した展示会「シンギュラってコンヴィヴィ:ポストユビキタスからデジタルネイチャーの10年、計算機自然の森で踊れ、さよならホモサピエンス」を東京六本木AXIS Galleryで開催する。落合研の、これまでの研究成果と技術革新を社会に広く発信するイベントとなり、過去最大規模の展示となる。
展示会は、人とコンピュータの共進化、社会と技術の新しい関係性、そして人工知能と天然知能が交差する未来のビジョンを探ることを目的としている。展示会では、計算機自然の進化を反映したアートやインタラクティブなインスタレーション、先端的なプロジェクトを紹介する。これらの作品は、身体とデジタル、人工知能と自然の境界を問い直し、来場者に未来の生活様式を提案する。昨今のテクノロジーと自然がどのように交わり、新たな社会的価値を生み出すのかを体感できる機会となる。
展示内容の一例
会期中は下記を含む30点以上の、10年間の歩みを展示する予定。(展示内容は現時点での計画のため、変更の可能性があります)
展示会の一環として、2025年6月2日には「ポストAGIの人類」というテーマのトークイベントも開催される。登壇者には、慶應義塾大学の安宅和人教授と、デジタルネイチャー研究室の落合陽一准教授が登場し、ポストAGI(汎用人工知能)の未来に関する深い洞察を共有する。
また、展示会開催に向けたクラウドファンディングが実施されており、目標金額5,000,000円を達成するための支援を募っている。支援者には感謝の気持ちを込めた返礼品や特典も用意されており、参加することで展示会の成功を支えることができる。
テクノロジーとアート、そして自然の融合を探求する貴重な機会となり、参加者は未来のデザインと技術がどのように進化していくのかを直接体験できる。興味のある方は、この機会に足を運んでみては。
「シンギュラってコンヴィヴィ:ポストユビキタスからデジタルネイチャーの10年,計算機自然の森で踊れ,さよならホモサピエンス」
会期
2025年5月28日(水)〜 6月2日(月)
10:00~19:00 ※但し、5月28日は12:00〜19:00まで、6月2日は10:00〜15:00まで
入場無料会場: AXIS Gallery
〒106-0032 東京都港区六本木5-17-1 AXISビル4F
Google Map: https://maps.app.goo.gl/BsbQbuyGcuyW2Vhn6
アクセス情報: https://center.axisinc.co.jp/access/
最終日には,会場でスペシャルトークイベントを開催します.トークテーマ「ポストAGIの人類」※AGI: Artificial general intelligence
開催日|2025年6月2日(月)13:00〜15:00
登壇者|安宅和人氏(慶應義塾大学 環境情報学部 教授 / 慶應SFC研究所),落合陽一(筑波大学准教授 / デジタルネイチャー研究室主宰)
Top Image : © 筑波大学 デジタルネイチャー研究室 / デジタルネイチャー開発研究センター