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2025.02.05
知財ニュース
鹿児島県、フリーズドライのお茶を開発し、製造技術の特許を取得
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鹿児島県の大隅加工技術研究センターは、フリーズドライのお茶「フリーズドライ緑茶」を開発し、その製造技術の特許を取得した。
「フリーズドライ緑茶」は、急須で丁寧に淹れたような美味しい緑茶を「急須不要」で手軽に飲めるようにすることを目的に開発されたのだという。本冷凍・解凍浸出法によって、うま味成分のアミノ酸だけでなく、渋み成分のカテキンも多いインスタントな「フリーズドライ緑茶」を製造でき、湯や水を注ぐだけで,淹れたてのような緑が鮮やかでおいしい緑茶を楽しむことができる。
時間が無くてもホッと一息つきたい時や急な来客の時、野外など様々な場面で美味しい緑茶を飲むことができる。
この技術を使って、鹿児島製茶株式会社が「知覧茶CUBE」を開発。「知覧茶CUBE」は、「急須で淹れたおいしいお茶を”秒”で再現」がコンセプトのフリーズドライのお茶。無添加にこだわり、誰でもおいしいお茶が簡単に作れて、環境にも配慮されている。
「知覧茶CUBE」は緑茶とほうじ茶の2種類で展開され、それぞれ10キューブで税込756円となっている。2024年1月20日より限定販売されたが現在は欠品で、再販売は2月末を予定している。また、この「知覧茶CUBE」はまだまだ開発段階で、今後も改良を続けていくとのことだ。
Top Image : © 大隅加工 技術研究センター