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2023.09.29

知財ニュース

Adobe ExpressのAI生成機能「Adobe Firefly」が商用利用可能に

adobeai

Adobeは、人気のクリエイティブアプリ「Adobe Express」で、AI生成機能「Adobe Firefly」を商用利用可能にしたと9月13日(米国時間)、発表した。これにより、ユーザーはテキストから瞬時にビジュアルコンテンツを生成したり、テキストにエフェクトを加える機能を商用利用可能になる。Adobe Expressは、Adobe Creative Cloudコンプリートプランの一部または単体プランでも利用可能で、「Adobe GenStudio」にも統合されている。

「Adobe Firefly」は、日本語を含む1100言語以上に対応しており、世界中のクリエイターが商用コンテンツを迅速かつ容易に作成する手助けをする。ソーシャルメディアコンテンツ、ビデオ、視覚的に魅力的なPDF、デジタルカード、チラシなど、多岐にわたるコンテンツ制作が可能だ。

Adobe Creative Cloudのコンプリートプランおよび一部の単体プランのユーザーは、Adobe Expressのプレミアムプラン(有料)を利用することができ、プレミアムプラン契約者は毎月、Adobe Fireflyで生成されたコンテンツの作成に利用できる生成クレジットが割り当てられる。またエンタープライズ版のAdobe Expressは、Adobe Experience Cloudアプリと統合され、クリエイティブプロフェッショナルとマーケター間のワークフローをより効率的に橋渡しする。

新しいAdobe Expressには、AIファーストの設計、Adobe Fireflyの生成AI機能、Adobe Creative Cloudアプリケーションとの連携、ブランド機能、PDFサポート、リアルタイムの共同編集とコメント機能など、クリエイターのニーズに応える多彩な機能が搭載されている。

最新版のAdobe Expressはデスクトップ版で無料で利用可能で、モバイル版も近日中に最新バージョンの提供を開始する予定だ。Adobe Creative Cloudコンプリートプランおよび一部の単体プランには、Adobe Expressのプレミアムプランが含まれ、Adobeの有料コンテンツや機能を利用できる。また、エンタープライズ向けのAdobe ExpressとAdobe Fireflyも現在提供中だ。

■「アドビ」について 
アドビは、「世界を動かすデジタル体験を」をミッションとし、Creative CloudDocument CloudExperience Cloudのクラウドソリューションを提供することで、企業や個人を支援している。

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Top Image : © アドビ 株式会社

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