アメリカ・カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は、2024年9月28日、脳の神経データを保護する新たな法案「SB 1223」に署名した。

「SB 1223」は、個人に企業に対して個人のデータを共有せず、販売しないことを伝える権利を与えるものだ。これは、カリフォルニア州消費者プライバシー法（CCPA）を改正する法案で、この改正により、個人の神経データの悪用を保護するとしている。

カリフォルニア州消費者プライバシー法（CCPA）は2018年に制定され、企業によって収集される個人情報に関して、消費者にさまざまな権利を付与するものだ。個人情報のカテゴリとして顔や指紋などの生体認証情報は保護になっていたが、今回の法案では新たに消費者の神経データも追加で含まれることになる。

この「神経データ」は、消費者の中枢神経系または末梢神経系の活動を測定して生成され、非神経情報から推測されるものではない情報と定義されている。

「SB 1223」カリフォルニア州消費者プライバシー法（CCPA）について

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