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2025.04.17
知財ニュース
セブンイレブン、食品ロス削減アプリ「TABETE」を都内5店舗に導入―スマホでフードレスキュー、値下げ商品の取置きも可能

東京都内のセブン-イレブン5店舗に、食品ロス削減サービス「TABETE」が3月27日(木)より順次トライアル導入開始された。
株式会社コークッキングが運営する食品ロス削減サービス「TABETE」は、パン・ケーキ店、ホテル、飲食店、スーパー等のお店で、まだおいしく安全に食べられるのに「食品ロス」の危機に面している食べものを、ユーザーとマッチングするアプリ。
「フードシェアリング」と呼ばれるこの仕組みを通し、お店は無駄を減らして売上を増やすことができ、ユーザーもおいしく食べながら社会貢献ができる。
セブン‐イレブン・ジャパンがこれまで行ってきた商品の長鮮度化やてまえどり、「エコだ値」といった食品ロス削減に向けてのさまざまな取り組みに加え、今回の「TABETE」トライアル導入の取り組みは、店舗に来店していない顧客とも連携して食品ロス削減を推進するための新たな試みだ。
「TABETE」は、まだ美味しく安全に食べられるにも関わらず廃棄の危機にある食品を、店舗と消費者を繋ぐフードロス削減サービス。現在約110万人のユーザーと約3,000店舗が利用している。
「TABETE」の導入により、消費者は店舗の外からでも、食品ロス削減のために値下げされた商品をアプリを通じて購入することが可能。また、事前にアプリで決済することで、対象商品を店頭で取り置くこともできる。
トライアル導入店舗は、セブン-イレブン麹町5丁目店、麹町駅前店、銀座7丁目中央店、多摩センター駅西店、吉祥寺南町3丁目店の5店舗。
「TABETE」を利用した商品の購入(レスキュー)の流れは、アプリ上でレスキューしたい商品カテゴリと個数を選択し、内容を確認後、仮決済を実施。店舗側が承認すると、消費者は指定した時間に店舗へ行き、レスキューチケットを提示することで商品を受け取ることができる。
商品内容は、カテゴリごとにランダムにレスキュー商品が決定され、仮決済時に上限価格で決済が行われるが、確定した商品との差額は後日返金される。店舗側の承認が得られなかった場合は全額返金されるという。
今回のトライアル導入を記念して、5月31日(土)までの期間、「セブン-イレブン TABETEレスキュースタートキャンペーン」として、セブン-イレブン店舗でのレスキューが100円引きになるキャンペーンを実施中。
Top Image : © 株式会社 コークッキング