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2026.05.21
知財ニュース
水や尿で一週間光る防災ライトに進化版「AQUMO CANDLE SUPER」が登場―スイッチやホイッスルを新搭載

マグネシウム電池を中心としたエネルギーの研究開発を行うアクモホールディングス株式会社は、少量の水分で作動し点灯する小型LEDライト「AQUMO CANDLE(アクモキャンドル)」の進化版となる「AQUMO CANDLE SUPER」の販売を開始した。
ベースとなる「AQUMO CANDLE」は、特許技術である「マグネシウム金属空気電池」を用いた防災用の小型LEDライトだ。本体底面を1ml程度の水分に2秒ほど浸けるだけで、マグネシウムと炭素正極中の酸素が化学反応を起こして点灯する仕組み(国内外で特許・実用新案登録済み)を持つ。火を使わない安全な光源として、防災市場で広く注目されてきた。
一度の給水で168時間(約7日間)以上の長期点灯が可能だが、光量を維持するためには1〜2日ごとに再度水分に浸ける必要がある。なお、使用する液体は真水に限らず、雨水やジュース、緊急時には尿でも点灯可能だ。また、一般的な乾電池のように液漏れや放電による経年劣化がしにくく、乾燥した環境であれば10年以上の長期保存ができる。
今回登場した進化版の「SUPER」では、従来の長期保存・泥水でも光る特性はそのままに、避難所での実用性を高める新機能が追加された。
具体的には、広範囲を効率よく照らせる「拡散タイプLED」へ刷新されたほか、必要なときだけ点灯できる「ON/OFFスイッチ」を新たに搭載。さらに、本体に「緊急用ホイッスル」が一体化され、瓦礫の下などの声が出せない状況でも自身の居場所を周囲に知らせることができるようになった。
Top Image : © アクモホールディングス 株式会社


