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2022.05.18

知財ニュース

ネクイノ、渋谷未来デザインと協働で、新たな性教育のカタチを共創する「性共育プロジェクト」を始動

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オンライン診察でピルを処方するアプリ「スマルナ」など、健康への関心や受療行動の変容のきっかけとなるサービスを婦人科領域を中心に提供する株式会社ネクイノは、一般社団法人渋谷未来デザインと協働で2021年12月より発足した、世の中のさまざまな「しかたない」を可視化し見つめ直す「#しかたなくない」プロジェクトにおいて、12種類のテーマのうちの一つである「この国の性教育が後回しになっているのは #しかたなくない」にフォーカスした実装活動「性共育プロジェクト」を、2022年5月より始動した。

「#しかたなくない」プロジェクトとは、カラダ・生理・性のことや、学校・仕事・社会のことなど、社会の価値観の変化によって生じ、気付かないうちに人々の人生にブレーキをかけている心の中の「しかたない」を、さまざまな形で可視化することで、みんながもっと自分らしく前を向いて生きていけるのではないかという思いから生まれたプロジェクト。

2021年12月の発足時には、12種類のテーマによる「#しかたなくない」屋外広告で渋谷駅周辺をジャックし、同時に創刊したオリジナルマガジンを渋谷109前にて約8,000部無料配布を行うなどの活動を行なっている。

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今回新たに始動した「性共育プロジェクト」は、「#しかたなくない」で定めた12種類のテーマのうち、「この国の性教育が後回しになっているのは #しかたなくない」にフォーカスした実装活動。

世界的にみても出遅れが指摘される日本の性教育に関して、教師によるマニュアル的な「教育」ではなく、大人や子供の垣根のない本当に知りたい事柄を日常的に深めていく「共育」が、性分野における水準を高めるのではないか、という仮説を実証するべく始動した本プロジェクト。活動を通して「性共育」を模索し、形にすることで社会のアップデートを目指すという。

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これまでの性的マイノリティや障がいがある方の多様な性を軽視したマジョリティだけのための性教育ではなく多様な視点をもったプロジェクトにすべく、1月にプロジェクトオリエンテーションを実施。

その参加者の中から有志で、性的マイノリティの当事者、障がい福祉施設の方、現役の学生、産婦人科医、性教育講師、企業の方など、さまざまな視点と専門性のある約20名をメンバーに迎えた。

同社では、今年11月に開かれるSOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2022に「性共育」という新たな切り口におけるコンテンツ/プロダクトの発表を目指して、5月15日より月1回のワークショップを予定しており、5/15の初回ワークショップでは、コンテンツ制作にむけて「性共育の可能性を探る」をテーマに、日本の性教育には何が足りないのかの議論を行なっている。

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■性共育プロジェクトメンバー
(敬称略、順不同)
古川直子(株式会社TENGAヘルスケア)
福田眞央(株式会社TENGAヘルスケア)
下山田志帆(株式会社Rebolt)
内山穂南(株式会社Rebolt)
増田早希(株式会社セカミー)
能條桃子(一般社団法人NO YOUTH NO JAPAN
江連千佳(株式会社Essay)
田中史緒里(株式会社クーゼス)
大下愛海(株式会社ディレクションズ)
青木絢(株式会社ディレクションズ)
菊池文恵(NPO法人ソーシャルデザインワークス)
山崎美波(NPO法人ソーシャルデザインワークス)
宋美玄(産婦人科医)
にじいろ(思春期保健相談士)
NANA(LGBTQ+専門PRフリーランサー)
みっつん(動画クリエイター)

シオリーヌ(助産師)

小川マリナ(学生)

中島梨乃(学生)

原田史(株式会社ディレクションズ)
+現役高校生3名参加予定

■ワークショップ詳細
性共育プロジェクト ワークショップDAY1「性共育の可能性を探る」
日程: 2022 年 5 ⽉ 15 ⽇ (日)
時間:15:00~18:00
場所:東京都品川区上大崎2丁目13-17目黒東急ビル1F
※ワークショップの一部は上記URLにて一般公開予定です。

詳しくはこちら(twitter)

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Top Image : ©︎ 株式会社 ネクイノ

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