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2024.07.05

知財ニュース

資源循環サービス「PASSTO」、全国イオンモールやPARCO5店舗に導入を発表―不要品回収ボックス設置

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衣類やおもちゃなどの資源循環サービス「PASSTO」の取り組みが、全国で増加中だ。「PASSTO」とは、株式会社ECOMMITが展開する、使わなくなった不要品を「回収」し、最適な使い道の「選別」、再活躍させ「リユース・リサイクル」の循環をつくる仕組み。関東を中心に、北海道から九州、沖縄エリアへ至るまで全国に循環ステーションが増置され、衣類やファッション雑貨、ホビー用品など約120品目の回収が行われている。

2024年6月からは、全国のイオンモールでの導入の順次開始を発表、またPARCO5店舗への導入を発表した。

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サステナビリティ推進の加速と共に同サービスの導入は全国で広がりを見せ、2024年6月5日より、全国のイオンモールで「PASSTO」を順次導入することを発表、2024年度中に実施店舗を全国90店舗までに増やす計画を発表した。

イオンモールは、かねてから千葉エリア4店舗で「PASSTO」による衣料品・雑貨の不要品回収の実証を行ってきた。今後は2024年度中に全国のイオンモール約90店舗での不要品回収と、稼働1年間(2025年)での回収量約1,000トンを目指すという。

sub1 イオンモールに設置する、オリジナルの不要品回収ボックスイメージ

イオンモールに設置するオリジナルの不要品回収ボックスは、「まち」のイメージをデザインに反映し、楽しみながら資源循環のアクションに参加できることを目的としている。またSDGs17の目標の一つである「つくる責任 つかう責任」のカラーを使用。

その他にも、ボックスの屋根の部分には、廃棄衣類繊維のリサイクルボード「PANECO®(パネコ)」を使用し、環境にも優しい素材を採用している。


また、株式会社パルコでも、6月15日より、渋谷PARCO・池袋PARCO・吉祥寺PARCO・ひばりが丘PARCO・調布PARCOの計5店舗に同サービスを導入し、衣類・雑貨・ホビー用品の不要品回収を開始した。

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廃棄物の削減や再利用の加速など持続可能な社会の早期実現が求められる中、同サービスの展開に今後も注目が集まっている。

PASSTOのホームページはこちら

プレスリリースはこちら(1)(2)

公式note(1)(2)

Top Image : ©株式会社 ECOMMIT

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