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2021.12.13

知財ニュース

夜の鳥取砂丘で宇宙飛行士の月面探査を体験できるVR/ARサービスの提供が開始

宇宙飛行士体験1

XR(Extended Reality:仮想と現実世界の融合)、ロボット、AIなどのICT(情報通信技術)で宇宙体験のコンテンツを制作する株式会社amulapo(アミュラポ)は、ARグラスやVRゴーグルを用いて、夜の鳥取砂丘で月面の宇宙飛行士の体験ができるサービスの提供を11月より開始した。

日本有数の海岸砂丘である鳥取砂丘は、広大な面積の砂礫地で、夜になるとまるで月面の世界のような姿になることが知られている。amulapo社ではこの自然環境を生かし、夜の鳥取砂丘を月面に見立てた新感覚の宇宙体験を制作した。

この宇宙体験ではARグラス「NrealLight」やVRゴーグルを用いて夜の鳥取砂丘を歩き回りながら、月面開発に関するエネルギー探査や月面都市視察などの様々なミッションに挑む。参加者の作業に連動してARグラス上で関連の月面コンテンツが現れる仕組みになっており、1969年のアポロ11号が人類で初めて月面の着陸に成功した時代から2050年の月面都市ができる時代までを宇宙飛行士の目線で体験することができる。

月面エリアには、アポロの足跡や月面都市開発予定地などもあり、月面開発予定地にはVR空間3Dアーティストのせきぐちあいみ氏による近未来の月面都市が描かれているとのこと。

amulapo社は「空想月探査物語」シリーズとして、今後も鳥取砂丘を舞台とした様々な月面体験を造成していくとしている。

月面探査体験

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「月面極地探査実験A」特設サイト

amulapo公式サイト

Top Image : © 株式会社 amulapo

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