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2022.02.04

お知らせ

2030年の印刷の未来を描く「進化思考」ワークショップのレポートを知財図鑑で公開─未来のシナリオをダウンロード配信

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ハイデル・フォーラム21 ポストプレス研究会は、NOSIGNERと知財図鑑の共催のもと、印刷業界関係者と2030年の印刷の未来のシナリオを描き出すワークショップ「印刷の未来を導く-進化思考」を開催しました。2021年10月15日、11月1日の2日間にわたって開催されたワークショップで生まれた妄想のアイデアを、3つの未来シナリオとしてビジュアル化し、レポートページで公開しました。これらの取り組みをホワイトペーパーとしてまとめ、PDFで配信しています。

「印刷の未来を導く-進化思考」資料ダウンロード


印刷の未来を考える「進化思考ワークショップ」

ワークショップでは、生物学的にアイデアを発想する思考法『進化思考』をベースに、その提唱者でもある太刀川英輔氏(NOSIGNER)が講師を務め、印刷業界関係者や一般公募で集まった参加者の計24名が2日間にわたって参加しました。

参加者は5つのチームに分かれ、「印刷会社」「印刷機」「本」という3つのテーマから割り当てられた対象を「進化」させることが設定されました。各チームで印刷環境を取り巻く生態マップと系統樹をオンラインホワイトボード「miro」を用いて書き込み、2030年の印刷業界における最高のシナリオ、最悪のシナリオをそれぞれ描き出すワークが行われました。

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印刷における「3つの未来のシナリオ」とは?

HDF21-1 NOSIGNER代表・太刀川英輔氏(左手前)、知財図鑑/Konel 代表・出村光世(右手前)ハイデル・フォーラム21 ポストプレス研究会・篠原慶丞会長(右手前二人目)


ワークショップで生まれたさまざまなアイデアをもとに、後日、太刀川氏、篠原慶丞氏(ハイデル・フォーラム21 ポストプレス研究会会長)、知財図鑑/Konel 代表の出村光世の3者が座談会を行い、議論した未来のシナリオは以下の3つです。

①印刷がクラフトとして扱われる未来
②2.5Dプリントという新ジャンルが確立された未来
③ICタグを生分解性素材に大量・高速に印刷できる未来

知財図鑑では、この3つの印刷の未来を「妄想イラスト」としてビジュアライズを行いました。このビジュアルおよび議論となった未来の印刷の再定義は、ホワイトペーパー資料にまとめておりダウンロード可能ですので、下記よりぜひご覧ください。

「印刷の未来を導く-進化思考」資料ダウンロード


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0118 illust ペーパー資料では今回のワークショップと座談会を通して生まれた、「3つの印刷の未来」をイラストでビジュアライゼーション。

あわせて知財図鑑のサイトでは、2日間のワークショップと、3つのシナリオの議論の座談会の様子をレポート記事として公開しています。
▶︎印刷の未来を導く「進化思考」2DAYSワークショップ&座談会

知財図鑑ではこうしたワークショップの開催、アイデアのビジュアライズ、情報発信を通じて、先端技術や未来の課題を横断し、様々な産業の未来を考察し新規事業の創出をお手伝いしております。知財活用のアイデアやワークショップのご相談など、こちらからお気軽にお問い合わせください。

アイデアを発想する思考法「進化思考」とは

『進化思考』とは、NOSIGNERの太刀川英輔氏が提唱する「生物の進化のように、アイデアを発想する」ことを掲げる思考法。無数のアイデアを発想する「変異」(≒バカ的思考)と、生態系を理解し共生する「適応」(≒秀才的思考)を行き来することで、本来誰もが持っている「創造性」を引き出すとしています。2021年4月の刊行以来、各方面から高く評価されており、日本を代表する学術賞「山本七平賞」を受賞した科学的発想法として広まっています。

▶︎「進化思考」ウェブサイト

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▶印刷の未来を導く「進化思考」2DAYSワークショップ&座談会のレポート

▶知財図鑑の「知財活用メニュー」

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