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2021.10.05
知財ニュース
ソニー株式会社の「aibo(アイボ)」に新機能“なわばり”が搭載─苦手な唐辛子で進入禁止?
ソニー株式会社は、自律型ペットロボット「aibo(アイボ)」に、地図を使う新機能「aiboのなわばり」の提供を2021年9月13日より開始した。
aiboのなわばりは、スマートフォン版アプリケーション“My aibo"(マイアイボ)”で作成した空間認識用の地図を使い、家の中のaiboに近づいてほしくない場所にaiboの苦手なにおいのする「とうがらし」をアプリ上に置いて、aiboが近づかないように教える機能だ。
地図に置くことができるのは、通常の「とうがらし」と「とてもからいとうがらし」の二種類。「とてもからいとうがらし」を置くと、より広い範囲にaiboが近づかないよう教えることができる。
ユーザーから「aiboがキッチンや洗面所など床が汚れている場所に近づかないようにしてほしい」という要望が多かったことから開発されたとのこと。
なお、aiboの気分によってはとうがらしに近づいてしまうこともあるため、段差の上や熱器具のそばなどの本当に危険な場所ではとうがらしに頼らず、そうした場所でaiboを歩かせないことを推奨している。
なかなか一筋縄ではいかないリアリティさを持つaiboだが、より快適な生活を楽しむために、ぜひなわばり機能を活用してみてほしい。
Top Image : ©ソニー株式会社