2014年7月にAppleファミリーの一員となったオーディオブランドBeatsは、ワイヤレスイヤフォン「Powerbeats Pro 2」を発売した。

「Powerbeats Pro 2」はフィットネスイヤフォンのベストセラー「Powerbeats」シリーズ2代目のワイヤレスイヤフォンだ。アスリートのパフォーマンスを最大限に引き出すために設計され、パワフルで没入感あふれるサウンド体験に加え、今回新たにワークアウトのための心拍数モニタリング機能が搭載されている。

心拍数モニタリングは、LED光学センサーが毎秒100回以上のパルスを発して血流を測定。アスリートはリアルタイムでパフォーマンスデータを確認できる。また、対応するフィットネスアプリにもリアルタイムで連携が可能だ。日本では、販売時点でNike Run Club、Slopes、YaoYao – ジャンプロープのアプリがこの機能に対応している。

Appleの優れたアクティブノイズキャンセリングテクノロジーを採用。外部音取り込みモードも加わり、周囲の状況を把握することもできる。内向きマイクが音を検知し、コンピュテーショナルオーディオを使用したアダプティブイコライゼーションが低音域と中音域を調整することで、装着状態のばらつきによる音の損失を補うことが可能だ。

左右のイヤーバッドには、音声を感知する加速度センサーと高性能マイクを3つ搭載。「声を分離」機能は、先進的なコンピュテーショナルオーディオと機械学習アルゴリズムを活用。通話中に周囲の雑音を低減しながら、ユーザーの声を分離してクリアな音声を届けることができる。

また、Appleデバイスと完全互換性があり、ワンタッチペアリング、自動切り替え、オーディオ共有、Siriによるハンズフリーコントロール、「探す」機能を使うことができる。

完璧なつけ心地を​追求し、​約1,000名の​アスリートを​対象に1500時間以上の​徹底した​テストを​実施。イヤーフックには高い柔軟性とグリップ感、快適さを追求し、ニッケルチタン合金を採用。前モデルより20%軽量化されている。雨や雪、暑さの中でのトレーニングでも使用できるように、IPX4等級の耐汗耐水性能を備えている。

Apple製のH2チップにより電力効率が大幅に向上。充電ケースの使用で最大45時間、イヤーバッドは最大10時間の再生が可能で、長時間のランニングやトレーニングにも対応する。

充電ケースは前モデルと比較して33%の小型化を実現。Beatsのケースでは初めて、ワイヤレス充電に対応している。

「Powerbeats Pro 2」は、ジェットブラック、クイックサンド、ハイパーパープル、エレクトリックオレンジの全4色展開で、価格は39,800円（税込）となっている。

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