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2024.02.16

知財ニュース

BMW、自社工場にて人型「ヒューマノイドロボット」を採用

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2024年1月18日(現地時間)、カリフォルニアのロボット開発企業Figureは、BMWと自動車分野で人型汎用ロボットを導入する商業契約を締結したと発表した。

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Figureは、自律型汎用人型ロボットを開発するAIロボティクス企業だ。同社のヒューマノイドは、望ましくない、または安全でない仕事に対処し、サプライチェーンと製造をサポートするために、労働力への初期導入を目的として設計されている。

今回、Figureの人型ロボット導入により、製造プロセス全体で困難、危険、退屈な作業を自動化。それにより従業員は自動化できないスキルやプロセスに集中できるようになり、生産効率と安全性が継続的に向上するとしている。

この合意に基づき、BMWマニュファクチャリングとフィギュアはマイルストーンベースのアプローチを追求することになる。第1フェーズでは、Figureは自動車生産にFigureロボットを適用するための初期ユースケースを特定する。第1段階が完了すると、Figureロボットはサウスカロライナ州スパータンバーグにあるBMWの製造施設で段階的な導入が開始される予定。

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Figureのブレット・アドコック氏は、「単一目的ロボットは数十年にわたって商業市場を飽和させてきたが、汎用ロボットの可能性はまったく開拓されていない。 Figureのロボットにより、企業は生産性を向上させ、コストを削減し、より安全で一貫性のある環境を構築できるようになるだろう」と述べている。

プレスリリースはこちら

Figure 公式サイト

Top Image : © Figure

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