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2021.12.17
知財ニュース
三井不動産創立80周年記念事業「未来特区プロジェクト」におけるクリエイター特区のアイデア一般募集が開始
三井不動産株式会社は、創立80周年を機に推進している「未来特区プロジェクト」のうち、文化領域を担う「クリエイター特区」を盛り上げるアイデアの一般募集を12月14日から開始した。
文化の源泉ともいえるクリエイターの想像力・創造力を活かし、リアル・デジタル空間が融合した新たな場作り・事業創造を目指していく。2022年5月、日本橋にてプロトタイプを発表予定であり、“UNBUILT”というコンセプトのもとリアル、デジタル、さらに双方を組み合わせたデジタルオンリアル(ARを用いた拡張現実空間)の3つの「場」にギャラリーを展開。「リアル」と「デジタルオンリアル」の2つの場はデジタル空間に構築するギャラリーに接続され、一部の作品がデジタルアートとして展示される予定だ。
「デジタルオンリアル」の場では、一般募集する展示作品のアイデアに、川田十夢氏(AR三兄弟)のAR技術を掛け合わせることで、日本橋の街を新たな展示空間へと変えていく。なお「リアル」の場では、漫画・アニメのジャンルから日本を代表するクリエイターの作品を展示する予定だ。
ARギャラリーイメージビジュアル“AR江戸拡張”AR三兄弟
コンセプト“UNBUILT”とは、未だ建てられていない、実現以前の建築を広く指している。リアルの場において、未来の都市を創るには様々な制約が伴うが、クリエイティビティとデジタルが融合したARの技術を取り入れることで、制約から解放され、より自由に街をデザインすることができる。このプロジェクトでは、ARの技術で次々に現実を拡張してきた川田十夢氏と手を携え、江戸時代の五街道の起点・伝統と革新が共存する日本橋の「街」が持つストーリー、「AR」が持つ可能性、そして「アイデア」を掛け合わせ未だ見たことのない新たな日本橋の姿を創り出していく。
展示場所①仲通り
展示場所②福徳の森
<募集概要>
応募詳細はこちら:https://www.miraitokku.com/creator#overview
募集内容:「こんなことが日本橋という街にARで実現したら面白い!ワクワクする!」というアイデア(AR技術不要・企画書のみ)
展示期間:2022年5月下旬~6月下旬(予定)
展示場所: ①仲通り②福徳の森
採択アイデア数:2点(開催期間中5点を展示予定。残り3点はAR三兄弟による制作物です。)その他4~5点、審査員長賞を予定。
賞金:採択アイデア1点につき賞金100万円(2アイデア、賞金総額200万円)
審査基準:①独創性(既存の常識やルールに捉われていないアイデアか)②コンセプトとの親和性(日本橋という街・ARという技術が持つポテンシャルがうまく活かされているアイデアか)
権利関係:採択されたアイデア・AR作品の著作権は応募者に帰属されます。
応募期間:2021年12月14日~2022年2月15日 23:59
審査員:AR三兄弟(審査員長)・ヴィヴィアン佐藤氏・牛木匡憲氏・せきぐちあいみ氏・出村光世氏
<参加資格>
✓街に実装したいアイデアがあり、企画書のみ作成いただければ、プロ・アマ問わず応募可能です。
✓個人、もしくは、チーム(最大5名)での応募となります。
✓AR制作技術は不要です。(AR制作はAR三兄弟が主に担います。)
✓展示作品のジャンルは問いません。
✓採択後、一定のメディアへの対応等を必須とさせて頂きます。
✓一人/チームにつき、提案できるアイデアは一つとします。
<応募フォーム等>
応募フォームは、こちら:https://www.miraitokku.com/creator/form
未来特区プロジェクト-クリエイター特区-の最新情報はこちら:https://www.miraitokku.com/creator