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2023.03.13

知財ニュース

全国初、桜美林大学が入試プログラムにnoteを採用―noteで表現で一次審査免除に

note 桜美林大学 入試プログラム

桜美林大学は、教育探究科学群(2023年度4月開設)の入試過程の一つに文章や画像、音声、動画を投稿できるメディアプラットフォームnoteの採用を発表した。大学の入試プログラムでnoteが採用されるのは初の事例となる。

今回noteが採用されるのは、中高生向けのキャリア支援プログラムの「探究プレゼミ noteで好奇心を発信しよう」内。2日間の本プログラムでは、参加者が興味関心のあるテーマを探し、文章やビジュアルを工夫することで、より人に伝わりやすい記事になるようnoteで表現する。なお、大学が主催するnoteを使った情報発信プログラムに参加した生徒は、認定証を受け取ることで大学入試(総合型選抜)の一次審査が免除になる。note社は情報発信に関する講座を実施し、参加者が書いたnoteにフィードバックを行うという。

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2022年度より、新しい学習指導要領のもと、高等学校で「理数探究」「総合的な探究の時間」など探究の名の付く7つの科目が新設され、生徒自身が主体的に課題を設定し成果や研究結果を発表する学びが重視されるようになった。そこでnote社では、探究学習の学びを深めるきっかけとしてnoteを活用することを教育機関に働きかけ、探究が社会に出た後でも必要と考える桜美林大学の入試プログラムでの活用が決定したという。

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2日間のプログラムでは、参加者は文章やビジュアルを工夫することで、より人に伝わりやすい記事になるよう探究する。本プログラムに限らず、様々な連携を行う予定で、noteを活用した入試プログラムの拡大や大学在学生向け特別授業の実施、大学のnote活用のサポートなども検討していくという。

■「探究プレゼミ noteで好奇心を発信しよう」概要
日時:2023年3月22日(水)13:30〜17:30
   2023年3月23日(木)10:00〜15:30
場所:桜美林大学 プラネット淵野辺キャンパス
対象:高校1年生〜2年生、中学生

3月22日(水)14:45-15:45 発信ノウハウ特別講座
noteを使うことで世界がどう広がるか。高校生のnote活用事例を交えて、noteの使い方をレクチャーします。
講師:note株式会社 ディレクター(公共・教育)・ 青柳望美 

3月23日(木)13:30-14:30 最終プレゼンテーション
どんなnoteを書いたか、なぜそのテーマについて書いたかを参加生徒が発表。講師からフィードバックを行います。
講師:桜美林大学 教育探究科学群 学類長 山崎 慎一 准教授
note株式会社 ディレクター(公共・教育)・ 青柳望美

※同社の社員も登壇し、発信ノウハウ特別講座やフィードバックを行う。

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プレスリリースはこちら

「探究プレゼミ noteで好奇心を発信しよう」特設サイト

「note、AIが記事作成を支援する『note AIアシスタント(β)』機能追加─ChatGPT採用、先行ユーザーを募集」(ニュース記事)

Top Image : © note 株式会社

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