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2025.06.04

知財ニュース

山形大学、最新の3Dフードプリンターで寿司ネタを実演―SusHi Tech Tokyo 2025

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山形大学は、F-EATと共同で2025年5月8日(木)~10日(土)に東京ビッグサイトで開催された「SusHi Tech Tokyo 2025」でブースを出展した。イベントでは3Dフードプリンターを展示し、寿司ネタをプリントする実演が行われた。

最新の3Dフードプリンターの展示実演、Vision Proを使ったメタバース空間のレストラン「月の駅」の体験などが行われた。

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F-EAT(フューチャーイート=フィート)は、山形大学と共同で進める3Dフードプリンティングと空間コンピューティングを融合した革命的な取り組みに挑戦する会社だ。あらゆる壁を乗り越え、誰もが健康で美味しい食事を楽しめる世界を実現することを目指している。

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イベントでは、最新の3Dフードプリンター「FP-3000」、「LASERCOOK」、「JETCOOK」が展示。

「FP-3000」は、スクリュー式で、食材の自由度が高く、ペースト状になった食品をスクリューで押し出して作られる3Dフードプリンターだ。

レーザー式フードプリンター「LASERCOOK」は、世界初のレーザーと食品粉末から食品を生産するプリンターだ。山形大学 古川英光教授の特許を活用し、高分子ゲルと光学技術を応用し食品を印刷する。液体をレーザーで加熱し、造形される。

lasercook aiso1s レーザー式フードプリンター「LASERCOOK AISO1S」

「JETCOOK」はインクジェット式で、食材をゲル状にした粉末をインクジェットで噴射して作られ、無重力でも使用可能とのことだ。

プレスリリースはこちら(F-EAT)

「SusHi Tech Tokyo」についてはこちら

「LASERCOOK」についてはこちら

Top Image : © DIRECTIONS Inc

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