No.1119
2026.05.08
米と籾殻から生まれる新潟市産バイオマス素材
Nikome Material

概要
「Nikome Material」とは、新潟市産の資源米と籾殻を最大60%配合したバイオマスプラスチック素材。籾殻の配合により、白米、五分づき米、玄米と3種類のバリエーションを展開し、それぞれ異なる表情を持つ。従来の樹脂素材とは異なり、米と籾殻由来の粒子や濃淡が現れ、お米の香りを感じられる五感に訴える特徴を備える。内装用タイルとして壁面や家具の仕上材に活用され、環境負荷を抑えながら農地保全にも貢献する素材として期待される。
なにがすごいのか?
米と籾殻から作られる新潟市産バイオマスプラスチック
配合により3種類の異なる表情を実現
米の香りを感じられる五感体験
最大60%のバイオマス配合率を達成
なぜ生まれたのか?
食用ではない、米の2つ目の選択肢として生まれた。また、代用品としてのプラスチックではなく、米と籾殻由来である独特な見た目と風合いを特徴としている。農地の耕作放棄を防ぎ、豊かな土壌を未来につなぐために、複雑な管理を必要としない工業用品種の資源米を活用している。高齢の農家や条件の不利な農地でも無理なく稲作を続けられる仕組みをつくることで、環境負荷を抑えた健やかな素材となっている。
なぜできるのか?
地域資源の有効活用
新潟市内で栽培された資源米と米作りの副産物である籾殻を原料とし、地域の農業資源を素材として再利用する仕組みを構築している。作り手の顔が見える関係性を重視し、食材と同様の品質管理を素材製造に適用している。
配合比率による表現の多様性
白米51%のHAKU、米30%・籾殻10%の5-BU、米30%・籾殻30%のGENという3つの配合パターンにより、それぞれ異なる見た目と質感を実現している。米と籾殻の比率調整により、バイオマス率40〜60%の範囲で素材特性をコントロールできる。
天然由来の感覚的特徴
米と籾殻由来の粒子や濃淡がそのまま現れることで、樹脂素材でありながらゆらぎのある自然な表情を持つ。ほのかに漂うお米の香りにより、視覚・触覚・嗅覚で自然の気配を感じられる素材となっている。
相性のいい産業分野
この知財の情報・出典
この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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Top Image : © ニモウサク株式会社
関連リンク https://www.instagram.com/nikome_material/

