デジタルイノベーションの総合展「CEATEC 2024」が2024年10月15日（火）-18日（金）まで幕張メッセで開催された。CEATECは、今年で25周年を迎え、本年は、「Toward Society 5.0」のコンセプトもと、CEATEC25周年の特別テーマ「Innovation for All」を掲げ、特別企画やCONFERENCE・イベントなどを実施。

Society 5.0に向けて経済発展と社会課題の解決を両立するイノベーターが集まる場として、「社会課題を考える」「未来を創造する」「技術を究める」「世界の潮流を読む」「次世代を応援する」の5つの視点からプログラムを展開した。

AIが生成した映像の一例

株式会社JVCケンウッドは、「人と時空をつないで未来を創造する」をコンセプトに、同社の企業理念である「感動と安心を世界の人々へ」につながる「感動」と「安心」に加えて、最先端の技術を駆使して生活を豊かにする「未来」をテーマとする3つのエリアを設置。

映像（視覚）や音（聴覚）、振動（触覚）、香り（嗅覚）、味（味覚）など複数の感覚を組み合わせる（感覚拡張）デモンストレーションでは、五感を通じた深い感動体験を提供。

体験者は、脳波測定デバイスを着用し、映像と音楽による視覚・聴覚への刺激や、チョコレートの試食による味覚・触覚・嗅覚への刺激を与えながら脳波を測定・解析。その結果に応じて、AIが体験者の深層心理を分類し、それをイメージした音楽・映像を自動生成・演奏するデモンストレーションが実施された。試食には森永製菓のチョコレートが使用された。

同社のブースイメージ

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Top Image : © 株式会社 JVCケンウッド