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2024.03.19

知財ニュース

スズキとSkyDrive、「空飛ぶクルマ」の製造開始─2025年大阪・関西万博での飛行目指す

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「空飛ぶクルマ」や「物流ドローン」を開発する株式会社SkyDriveとスズキ株式会社は、静岡県磐田市のスズキ工場において「空飛ぶクルマ」の製造を開始したことを3月7日、発表した。

空飛ぶクルマとして製造するのは、大阪・関西万博で飛行を計画している3人乗りの「SKYDRIVE(SD-05型)」。12基のモーター・ローターを搭載し、操縦士を含む最大3人乗りで、最大時速は100km、航続距離は約15km。

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2025年に大阪で開催される「日本国際博覧会」(大阪・関西万博)に向けて、2025年に耐空証明を、2026年に型式証明を取得し量産およびデリバリーの開始を目指しており、その後、販売用の機体も順次製造していくという。

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両社はSkyDrive子会社の株式会社Sky Worksを通じて、スズキグループが静岡県磐田市に保有する工場において「SKYDRIVE(SD-05型)」を製造することについて、2023年10月に製造協力契約を締結。

3月6日、Sky Worksの従業員全員と、SkyDriveの福澤CEO、スズキの鈴木社長をはじめ、両社の関係者が出席し、鋲打ち式が実施された。

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「SkyDrive式SD-05型」仕様

Top Image : © 株式会社 SkyDrive

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