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2025.06.11

知財ニュース

電通、生成AIで子どもたちの空想をビジュアル化するイベント「AI LOVE YOU展」を開催―無限の空想力を引き出す

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株式会社電通と、AIのプロデュース事業を手掛けるウィットコレクティブ合同会社がタッグを組み、生成AIで子どもの空想をビジュアル化し、子どもの空想力を育む展示イベント「AI LOVE YOU展」を4月18日~20日六本木「WHEREVER」にて開催した。

同イベントは、AIへの漠然とした不安に対し、AIとの新しい付き合い方を提案するユニークな展示会。生成AIを使って子どもたちの自由な空想をビジュアル化し、子どもの空想力を育む展示イベントだ。

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展示のメインとなったのは、3人の子どもたちの「なりたい!やりたい!」という空想を、生成AIで見事なビジュアル作品に仕上げたコーナー。単にAIが作るだけでなく、子どもたち自身ができあがった作品を見て「もっとこうしたい!」とフィードバックすることで、空想をさらに広げていくプロセスを大切にしたという。その結果、子どもたちの頭の中にしかなかった世界が、色鮮やかで魅力的なアートとして目の前に現れた。

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会場には、来場した子どもたちがその場で自分の思い描いた空想を入力すると、生成AIが画像化し、生成された世界がプロジェクターで映し出され、生成された世界を背景に写真が撮れる「空想AI写真館」も設置。

企画が生まれた背景には、「現代の子どもたちは、すぐに情報や答えが手に入るデジタル環境の中で、じっくり空想を巡らせる機会が減っているのではないか」という専門家の指摘があったという。同社は、生成AIは子どもたちの空想を広げ、新たな創造性を育むための心強いパートナーになれるのではないかと考え、「AI LOVE YOU展」が開催された。

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展示会には、想定の2倍以上もの来場者が訪問。「子どもの空想がカタチになると面白い」「生成AIは子どもたちの未来を明るくする存在かもしれない」「できたものが、思ってたのと違うところもきれいでたのしい!」など、大人から子どもまで前向きな言葉が多く寄せられたという。

同社は今後も取り組みをさらに発展させ、他イベントへの出展や、子どもの空想を作品として残す新サービスの展開も視野に入れてるという。AIと人間が共創する明るい未来への可能性が広がっていくことが期待されている。

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Top Image : © 株式会社 電通

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