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2025.10.01

知財ニュース

ハウス食品とエシカル・スピリッツが廃棄スパイスをクラフトジンに―未活用スパイスが高級ジンに転生

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ハウス食品グループとエシカル・スピリッツは、スパイスの新たな可能性を探求し、未活用素材を有効活用するサステナブルな共創プロジェクトを開始した。同プロジェクトは、スパイスが持つ「食べる・味わう」以外の香りや機能性、感性への刺激といった多面的な価値に着目し、これまで廃棄されていた素材に新しい命を吹き込むことを目的としている。

プロジェクトの第一弾として、エシカル・スピリッツのシグニチャージン「LAST ELEGANT」と「LAST ELYSIUM」の原材料の一部に、ハウス食品グループの製品製造過程で生じる、シナモン、ローズマリーなどの未活用スパイスの本格使用が始まった。

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エシカル・スピリッツのジン「LAST」は、日本酒の酒粕などこれまで利活用しきれなかった素材を蒸留して生まれるエシカルジンであり、今回の取り組みは、両社が持つ「未活用素材に新たな価値を与える」という共通の想いから実現したという。

ハウス食品グループは、長年にわたりスパイス研究や製品開発を行っており、この研究開発の中で「未活用素材」の活用にも着目。スパイスは「味」を超えて、「香り」「機能性」「感性への刺激」など、多面的な可能性を秘めており、その新たな活用方法を探求している。

エシカル・スピリッツは、これまで酒粕のアップサイクルで培ってきた技術を組み合わせることで、持続可能で革新的な商品・サービスの提供を目指していく。

今後、両社は他のスパイス活用も検討し、規格外原料だけでなく各産地の素材にも目を向け、地域活性化にも貢献しながら新たなプロダクトや体験の創出を目指すとしている。

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「LAST」ブランドサイト

Top Image : © エシカル・スピリッツ 株式会社

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