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2022.10.20

知財ニュース

繊維廃材から生まれた循環型の下駄「QUON」をKonelが開発─DESIGNART TOKYO 2022で初公開、受注生産を開始

KV 1

日本橋・金沢・下北沢を拠点に活動する越境型コレクティブKonelが、衣類や布団などの繊維廃材を素材とした下駄「QUON(クオン)」を開発したと発表した。また、10月21日(金)より表参道や渋⾕、原宿、六本⽊、銀座などのエリアで開催される「DESIGNART TOKYO 2022」にて一般公開し、受注生産を開始すると併せて発表している。

product 1 LMF Gray|Rifmo Panel (50D Nylon)

product 2 LMF Beige and Gray|Paneco Panel (Dyed Cotton)

product 3 LMF Blue Gray|Paneco Panel (Dyed Cotton)

今回の展示では、繊維リサイクルボード「PANECO®」、リサイクル新素材ボード「リフモ®」とのコラボレーションによって制作したプロトタイプを公開する。これらの新素材・再生素材とのコラボレーションは、知財図鑑に所属する知財ハンターのリサーチを通して、2つの素材とのマッチングが実現していると発表。

product disect LMF

usage 1 LMF

QUON」は繊維廃材を素材としており、従来の木下駄よりも足音が静か。また、分解することで、すり減った歯を交換できる構造で作られている。履き続けることでリサイクル率向上に貢献できるとのことだ。

Konelは再生素材で伝統とファッションを融合させるサステナブル・プロダクトとして、循環型社会を目指す企業に対して「QUON」の受注生産を開始し、ファッションブランドはもちろんのこと、ホテルや宿泊施設における展開にも注力するとしている。

加えて、QUONプロジェクトは、製造、実用、流通、発信などの様々な分野からのコラボレーションを歓迎しているとのこと。

QUONプロジェクトはコラボレーションを歓迎します
【製造】量産に強いプロダクト開発関係者
【実用】ホテル、宿泊施設、リフレクソロジー施設
【流通】サステナブルなファッション産業を目指すブランド、バイヤー
【発信】活動を盛り上げたいメディア

お問い合わせは以下のアドレスまでご連絡ください。
お問い合わせ:info@konel.jp

DESIGNART TOKYO 2022に出展
会場:ITOCHU SDGs STUDIO 東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1F
会期:2022年10⽉21⽇(⾦)〜11⽉6⽇(⽇)
時間:10:00~18:00 (21日のみ12:00オープン)
入場無料
※新型コロナウイルス感染症対策として、入場の際に検温などの確認をさせて頂くほか、マスクの着用をお願いしております。
▼詳細はオフィシャルサイトからチェックしてください。
https://designart.jp/designarttokyo2022/exhibitions/1676/

プレスリリースはこちら
QUON オフィシャルサイト 
DESIGNART TOKYO 2022 「QUON」出展詳細ページ

循環型繊維リサイクルボード「PANECO®」オフィシャルサイト

リサイクル新素材ボード「リフモ®」オフィシャルサイト

Top Image : © 株式会社 コネル

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