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2025.05.13

知財ニュース

オーディオテクニカ、音楽を光に変換するターンテーブル「Hotaru」を全世界1000台限定で発売

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オーディオテクニカは、2025年、レコードの音楽を光に変換し、より深くアナログの音楽を楽しめるターンテーブル「Hotaru」を全世界1000台限定で発売すると発表した。4月8日より特設サイトを公開し、先行予約を開始。発売は2025年の秋頃を予定している。

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創業以来、アナログが人間の感性を刺激することを重視してきたオーディオテクニカは、2025年3月6日より、音楽の新しいアナログ体験をつくるプログラム「analog 〜 naturally」をスタートし、第一弾としてミラノデザインウィークへの出展を行っている。今回このプログラムの第二弾として「Hotaru」が発売される。

これまでレコードで音楽を聴くことは、純粋にレコードで音楽を再生するという行為だった。近年、ターンテーブルをインテリアとして楽しむニーズも生まれ、視覚的に楽しむ人も増えている。

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「Hotaru」は、視覚的な楽しみをターンテーブルだけでなく、レコードに収録された音楽にまで拡張し、音楽とインテリアを融合した。音を光に変換し、レコードが再生される空間を演出することで、音楽を聴いているその瞬間をより濃く、空間ごと体感し記憶に残すことができる。

ターンテーブルの音質には、スピーカーの大きさも影響するため、本製品では、内部構造を工夫することで筐体最大限のスピーカーの大きさを確保し、サイズからは想像もできないパワフルなサウンド、煌びやかで華のある中高音域と明瞭で深みのある低音域再生を実現している。

「Hotaru」は、ターンテーブルの長年の課題である外部振動にユニークな解決方法を採用。ターンテーブル部分を浮遊させ、カートリッジの再生能力を最大化させることに挑戦した。強力なマグネットの磁力反発によって生まれる浮遊は、ターンテーブルが宙に浮いているというデザインのインパクトのみならず、振動をアイソレーションすることによるレコード再生能力向上のための構造となっている。

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レコードから読み取った音が光と融合するLighting Systemを搭載。選んだレコードから流れる音楽に、20種類のカラーパレットから生まれる光が反応し、調和する。再生時に楽しめる点灯のモードは、光が継続するベーシックモード、滑らかに光が移ろうグラデーションモード、音の波を光として捉えるリンクモードの3種類。音楽と光が融合することで、視覚と聴覚の両方で音楽に没入する、これまでにない新しい音楽のアナログ体験が可能になる。

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「Hotaru」の製品名は、音と共に光り輝き、その一瞬一瞬にしか得られない、音楽のアナログ体験を提供する姿を、1962年に創業した日本の音響メーカーとして、日本の芸術や文化に多くの影響を与えてきた蛍の魅力になぞらえ、名付けられた。

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Top Image : © 株式会社 オーディオテクニカ

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