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2025.03.27

知財ニュース

Dynabook、透過型XRグラス「dynaEdge XR1」とXRコントローラー「dynaEdge C1」の受注を開始

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Dynabook株式会社は、透過型XRグラス「dynaEdge XR1」と、専用のXRコントローラー「dynaEdge C1」を2025年3月10日から受注開始すると発表した。

透過型XRグラス「dynaEdge XR1」は、透過型の光学モジュールを採用することで、現実空間を視認しながら空間上へ情報を表示することができる。これにより、現実空間と仮想空間を融合させた新たなソリューションを提供する。様々な機器と接続可能なUSB Type-C™インターフェースを採用している。また、カメラ、スピーカー、マイク、各種センサーなど充実した機能も装備されている。

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XRコントローラー「dynaEdge C1」は、「dynaEdge XR1」と接続して利用する専用のコントローラーデバイスだ。直感的に操作しやすい4方向ボタンやタッチパッドを備え、様々な機能を空間上で実現する。

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コントローラーに搭載されているAIアシスト機能では、AIによる会話のアシストや、音声質問でAIがXRグラス内や音声で回答、AIによる景色の認識、風景の中にある文字列の識別・翻訳表示、カメラで撮影した資料などを文字認識し、AIが要約して表示などが搭載だ。スマートフォンともシームレスに連携でき、スマートフォンに届く情報をXRグラス上で確認、電話の発着信がXRグラス上で可能となる。

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専用アプリケーション「dynaEdge XRワークスペース」をインストールしたPCと「dynaEdge XR1」をUSB Type-C™で接続することで、XRグラス上に仮想デスクトップを表示させることが可能。外出先でもマルチスクリーンを活用することができる。

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同社は、本商品を活用し、現場DX領域に関してもソリューションを展開していくとしている。現場作業におけるマニュアル表示、遠隔作業支援、ピッキング支援など、さまざまなDXソリューションで現場DXの加速を提案していくとのことだ。

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並行して、本商品の特長を活かして、新たな領域へのXR技術の適用も提案していくという。例えば、博物館や美術館、街歩き、スポーツ観戦でのARガイド、コンテンツ表示等により、XR技術による新しい体験価値の創出を進めていくとしている。

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Top Image : © Dynabook 株式会社

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