ルーマニアのスタートアップ企業.lumen（ドットルーメン）は、視覚障害者向けのウェアラブルヘッドセット「.lumen Glasses」を開発、CES 2025で展示を行った。

「.lumen Glasses」は、 IntelのRealSenseテクノロジー、歩行者自動運転AI（PAD AI）を搭載したヘッドセットだ。盲導犬の特徴を再現し、センサーとカメラを使用して障害物を検知し、ユーザーをナビゲートしてくれる。同社によると、安全に歩ける場所を1秒間に100回計算しているとのこと。

.lumen（ドットルーメン）の創業者であるコーネルは、彼の家族が障害を持ち、コーネルは成長するにつれて、テクノロジーがいかに役立つか、また障害者向けのテクノロジーがいかに少ないかに気づき、.lumen（ドットルーメン）を設立したのだという。

同社は500万ユーロの投資ラウンドが成功裏に終了したことを発表。.lumen Glassesの第1世代は、数か月以内にヨーロッパで発売される予定だ。第2世代もすでに開発中だと発表している。

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Top Image : © .lumen