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2023.07.08
知財ニュース
ugo、ロボットとドローンの融合「ugo +drone」を開発─陸と空の全方位インフラ点検が可能に
業務DXロボットの開発を手掛けるugo株式会社と、ローンを用いたインフラメンテナンスサービスを提供する株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマークは、ロボットとドローンの力を融合した新たなインフラ点検ソリューション「ugo +drone」を開発した。各技術の欠点を補うことで利便性と効率化をもたらすことが狙い。
「ugo +drone」は、ugo株式会社のロボット「ugo(ユーゴー)」に、ジャパン・インフラ・ウェイマークが取扱う遠隔巡視点検用のSkydio社製ドローンを搭載。施設内の特定の場所までロボットがドローンを自動で運搬し、さらにドローンを自動で離発着させることが可能だ。
ロボットにドローンを搭載することにより、ドローン側の課題である下記の3点、
1.長時間の飛行ができない
2.フロア移動ができない
3.無人でドローンを運搬できない
といった問題が解消され、同時にロボット側の「上空からの点検が難しい」という課題も解決される。
ロボットとドローンを一緒に活用することで、建物やインフラの保守点検作業が驚くほど簡単になるだけでなく、点検範囲が大幅に拡大し詳細かつ安全な作業点検が実現される。
本提携は、業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の一環として、より効果的なインフラメンテナンスを実現することを目指すとのこと。今後も両者は共同で、効率的かつ質の高いサービスを追求していくとしている。
Top Image : © ugo 株式会社