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2024.03.14

知財ニュース

イッセイミヤケ、熱で立体物に自動変形する技術「Inkjet 4D Print」を用いたアクセサリー発表─東大研究チームの開発技術を活用

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イッセイミヤケが、熱でシートを立体的に自動変形できる技術「Inkjet 4D Print」を用いたアクセサリーを発表した。異分野や異業種のエッセンスを取り入れて未来を創るブランド「A-POC ABLE ISSEY MIYAKE」から発表。同ブランドが、2024年3月3日~4日にフランス・パリで行った特別展示で、展示の1つとして「TYPE-X Inkjet 4D Print project」を公開し、アクセサリーのプロトタイプを発表した。

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「Inkjet 4D Print」の技術は、東京大学大学院工学系研究科の鳴海紘也特任講師が率いる研究グループらが開発した。熱収縮シートの上にインクジェットプリンターで山折り・谷折りに対応する折りパターンを印刷しており、70度以上で加熱することで、狙った立体形状に自動で変形する。3Dプリンタなどによる従来手法に比べ、1,200倍以上の造形が可能で、様々な立体物を構築できる。

「TYPE-X Inkjet 4D Print project」ではさらに、富士フイルムが独自開発した「高輝度メタリックインクジェット技術」も活用した。同技術は、箔押しなどの加工をせずに、インクジェットプリンターでメタリックなデザインを印刷できる技術で、部分的な印刷やカラー印刷もできる。今回アクセサリーに用いて色合いをプラスし、折り紙形状との同時表現を可能にしている。

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プロジェクトは、未来に向けた産学連携によるものづくりの事例として発表。展示会場では、技術体験ができるワークショップも行った。

ニュースリリースはこちら
「Inkjet 4D Print」関連ニュース(東京大学)
「高輝度メタリックインクジェット技術」関連サイト(日本デザイン振興会)

Top Image : © ISSEY MIYAKE

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