パナソニック ホールディングスは、新宿御苑で遠隔操作ロボットによる移動型無人販売サービス「PIMTO（ピムト）」の実証実験を実施したことを発表した。

PIMTOは、工事不要で景観を損なわず、季節や天候、イベントなど需要の変化に合わせて柔軟に販売場所を変えることができる無人販売ロボット。コスト効率を重視し遠隔操作で運用される。

新宿御苑での販売商品は、一般財団法人国民公園協会、株式会社マッシュアップ、電通とともに共同開発した「御苑のOYATSU」。新宿御苑の魅力を最大限に表現した。

また、福祉施設と連携し、同ロボットによる就労支援も実施。福祉施設に入所者の人々にロボットの遠隔操縦を活用した移動業務や、販売商品の梱包作業などを、福祉施設と連携して実施したという。

運用面では、在庫補填や商品入れ替えなどを円滑に行うための専用アプリ「PIMTO UI」も併せて提供。実証実験は、11月7日から12月8日まで行われ、多くの人に体験機会を提供した。

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